東京は半値戻しだがNYは大幅に3日続落~日露で巨星落つ~8/31(水)

おはようございます!

日露で巨星が落ちました。

 

一人は我が国の稲盛和夫氏:

https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000266724.html

京セラ、第二電電、そしてJAL再建(たった2年で東証再上場)

我が国の経済界に巨大な足跡を残しただけではなく、盛和塾を通して多くの経営者を教育。

書籍を通じて、下々にも稲盛氏の哲学を浸透させました。

 

私の好きな言葉では、「誰一人、何一つ偶然に生をうけたものはなく。したがってムダなものはこの世には一切ありません。」

仏教者の言葉のようですが、禅の研鑽を極めた方でもあります。

も多いですが、私の知り合いの経営者にもいこの方の謦咳に接した方がいらっしゃいますが、その道を究めておられます。

稲盛氏の撒いた種は、間違いなく育っていますね。

 

享年90歳。極められた人生でした。

 

もう一人、ロシアの ミハイル・ゴルバチョフ氏:

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220831/k10013795831000.html

彼に冠を付けるとすれば、「ロシアの」というより、やはり「ソ連の」という方がふさわしく感じますが、

私の世代の方には共感を持たれる方も多いと思います。

とにかく、あのレーニン・スターリンから始まる巨大な鉄のカーテンを持つ悪の帝国ソ連の扉を、内側から解放してくれたのですから。

そして世界の冷戦体制を終結させてくれました。

更に核軍縮をすすめてくれた、ノーベル平和賞に最もふさわしい人物でした。

 

・・・しかし、稲盛氏と違い、最晩年の彼の心中は穏やかであったろうか?

悪魔のプーチンが彼の功績をすべてをひっくり返そうとしているのですから。

彼がいなければ、中国の習近平の傲慢な周辺侵略をアメリカとロシアで抑え込めたのに。

 

プーチンが2月24日にウクライナに侵攻した時に彼の財団が出した声明。

「人の命ほど尊いものはこの世に存在しないし、存在しえない。相互の尊重と配慮に基づく交渉と対話のみが最も深刻な問題を解決し得る」

これが彼自身の最後の言葉と言っていいと思います。

 

享年91歳。奇しくも稲盛氏とほぼ同じ年だったのですね。

 

お二人の巨人のご冥福をお祈りいたします。

悲しく残念な事ですが、彼らの遺志をしっかり受け継ぎ、

微力ながら私は私の立ち位置で、それを生かしていきたいと思います。

 

今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!

 

 

●昨日30日(火)の東証・日経平均は大幅反発、28,195.58円(△316.62円、△1.14%)で終えました。

昨日朝予想上限(28,200円)に5円弱足りませんでした。(笑)

東証株価指数(TOPIX)も大幅反発し、終値は1,968.38pt(△24.28pt、△1.25%)でした。

昨日朝予想したように、前日に急落した反動で自律反発を期待した買いが朝方から優勢。

とはいえ、短期的な戻りを期待した買いや、売り方の買い戻しが中心。

 

敢えて良いニュースと言えば、新型コロナウイルスのオミクロン型に対応した改良ワクチンの接種開始時期について、

政府がこれまでの10月半ばから9月に前倒しすると伝わった事くらい。

市場では「経済再開に向けてさらに前進する」との声が聞かれましたが、市場関係者特有の楽観的観測と思います。

その証拠に一昨日(29日)の下落が▼762円(▼2.66%)で、それに対して昨日(30日)の戻りが△316円(△1.14%)。つまり、半値戻しも達成しませんでしたから。

日経平均は28,200円台半ばに位置する25日移動平均に近づくと伸び悩みました。FRBが積極的に金融引き締めを続けるとの警戒感は根強く、上値では戻り待ちの売りが厚い。

 

東証プライムの売買代金は2兆4,563億円。売買高は9億9,838万株。

東証プライム市場の騰落数は、値上がり1,542銘柄(83%)に対し、値下がりが243銘柄(13%)、変わらずが49銘柄(2%)。

 

主な上昇銘柄:三菱重工、川崎重工、NEC、富士通、住友大阪、太平洋セメント

主な下落銘柄:クレディセゾン、三井化学、SUMCO

 

◆東京外国為替市場で円は1㌦=138.45円~138.47円で、対前夜NY比で約△0.25円の円高でした。

 

※中国市場は下落。(香港:▼0.37%、上海:▼0.41%)

 

 

●昨夜30日(火)NYは3日続落。

ダウ平均は31,790.87㌦(▼308.12㌦、▼0.96%)で終えました。

SP500種株価指数の終値は3,986.16pt(▼27.05pt、▼1.10%)で、ほぼ1ヶ月ぶりに4,000ptを下回りました。

ナスダックは1,1883.136pt(▼134.533pt、▼1.12%)とほぼ1ヶ月ぶりの安値で終わりました。

 

下落要因は、FRBによる金融引き締めが長期化し、米景気を冷やすとの懸念が強まった事。

 

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁がこの日のイベントで、金融引き締めについて、

『3.5%超まで引き上げる必要がある』『2023年末まで維持、利下げに転じるまではしばらくかかる』と述べました。 

『政策金利から予想インフレ率を引いた実質金利について、プラスにする必要がある』とも発言。

この発言からインフレ抑制のための政策金利を一段と引き上げ、高い金利が長期間続くとの警戒感が高まりました。

 

リッチモンド連銀のバーキン総裁も、インフレ率を2%に戻すためにあらゆる手段を講じると発言、引き締め的な政策が続く事を示唆。

いずれも、企業や家計に痛みを与えてもインフレを抑えるという、パウエル議長の発言に倣った発表となりました。

 

また、この日労働省が発表した7月の米雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数が 1123.9万件(前月比△54.1万件)で市場予想(1,045万件)以上に増加。

歴史的な高水準が続いており、米労働市場の引き締まりがインフレ高止まりにつながるとの見方を誘いました。

 

もう一つ、コンファレンスボードが発表した7月の消費者信頼感指数は4ヶ月ぶりに上昇、103.2pt(前月比△7.9pt)で市場予想(97.7pt)を大幅に上回りました。

また米長期金利がこの日一時3.15%とほぼ2ヶ月ぶりの高水準を付け、株式の割高感が意識された事も下落要因。

 

景気敏感株が売られ、航空機のボーイングが下落。米原油先物相場が大幅安となり、石油のシェブロンも売られました。

原油安になると売られやすい化学のダウと建機のキャタピラーの下げも目立ちました。ダウ平均は午後に一時▼451㌦まで下げ幅を拡大。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=138.79円~138.81円で、対前日東京比で▼0.34円の円安でした。

WTIは、欧米の大幅利上げによる景気先行き懸念が広がる中で売り込まれ急反落、1バレル=91.64㌦(▼5.37㌦、▼5.54%)でした。

◆NY金先物はFRB)による大幅利上げ継続への警戒感から3営業日続落、1オンス=1,736.3㌦(▼13.4㌦、▼0.77%)でした。

◆シカゴ日経平均先物は27,925円(▼110円)で、対大阪比で▼275円でした。

 

※欧州はまちまち。(英FT:▼0.88%、独DAX:△0.53%、仏CAC:▼0.19%)

 

●今日の東京は当然軟調でしょう。NYの3日続落を嫌気し、売り先行でスタ-ト、下値模索の展開と思います。

今日のレンジは27,750円~28,100円と観ます。

 

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