東京、中国は大幅下落、NY、欧州も冴えない~逆相関にあるオイルと金は大幅高~3/9(水)

おはようございます!

 

多忙にて今日はマーケットコメントのみで失礼します。

今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!

 

●昨日8日の東証・日経平均は大幅に3日続落、24,790.95円(▼430.46円、▼1.71%)で終えました。

心理的な節目の25,000円を下回り、2020116日(24,325円)以来およそ14ヶ月ぶりの安値を付けました。昨日朝予想下限(24,750円)を、わずか41円弱上回っただけ。

東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続落し、終値は1,759.86pt▼34.17pt▼1.90%)と、昨年1月に付けた安値を下回り、昨年来安値を更新。

 

ウクライナに侵攻するロシアへの経済制裁を通じ、エネルギーなど資源価格が高騰して世界景気を冷やすとの見方から、投資家がリスク回避姿勢を強化。

前日のNYダウ平均が今年最大の下げ幅を記録していたこともあって、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出ました。

 

ウクライナとロシアの停戦交渉は7日に開いた3回目も進展がみられず。

10日に予定するトルコ、ロシア、ウクライナの外相会談についても期待薄との見方が強まっています。

 

日経平均は午前に上昇に転じる場面もありました。

日本時間8日午前のニューヨーク市場で原油先物相場の上昇が一服したためですが、

値ごろ感からの年金基金など長期投資家による買いや、短期筋の売り方の買い戻しが一巡した午後には、再び売りに押されました。

 

原油関連銘柄など市況の強さを背景に最近上昇していた銘柄にも利益確定売りが出て下げ幅を拡大。

 

東証1部の売買代金は4768億円と、211130日以来の高水準。売買高は18億7340万株。

 

東証1部の騰落数は、値上がりが346(15%)、値下がりは1788(82%)、変わらずは46(2%)。

・主な下落銘柄: IPEX、ENEOS、出光興産、日本製鉄、JFE、三菱マテリアル、大平洋金属

・主な上昇銘柄: サイバー、エムスリー、シャープ、AGC、ダイキン

 

◆東京外為市場で円は1㌦=115.44円~115.46円で、対前日NY比で約▼0.14円の円安でした。

中国も大幅下落。(香港:3日続落で▼1.38%、上海:5日続落で▼2.35%)

 

●昨夜8日のNYは4日続落。ダウ平均は32,632.64㌦(▼184.74㌦、▼0.56%)と昨年3月19日(32,627.97㌦)以来、1年ぶりの安値で終えました。

SP500種株価指数の終値は4,170.70pt(▼30.39pt、▼0.72%)でした。

 

ナスダックは12,795.551pt(▼35.411pt、▼0.27%)と昨年3月4日(12723.472pt)以来の安値で終わりました。

バイデン大統領は米東部時間の午前11時20分過ぎに演説し、ロシア産エネルギーの禁輸を表明。

演説が始まるとそれまで下げていたダウ平均が切り返し、午後1時過ぎに一時△585㌦。

追加制裁を織り込んで前日のダウ平均は▼797㌦と今年最大の下落を記録しただけに、一旦材料出尽くしとみた押し目買いや売り方の買い戻しが入りました。

 

全面的な禁輸が米国単独にとどまり、欧州はやや消極的な対応だった事も安心感。

欧州連合(EU)はロシア産天然ガスの使用量を3分の2減らすものの、エネルギーのロシア依存からの脱却達成方針の表明では2030年までかかるもよう。

 

しかし買い一巡後は再び売りが優勢になり、結局ダウ平均は下げに転じて終えました。

原油の米指標油種のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物の期近物が一時1バレル=129.44㌦(△8%以上)上昇。

米国でガソリン価格が14年ぶりに史上最高値を更新し、消費への影響が懸念されたのも相場の重荷。

 

このところ堅調だったディフェンシブ株の売りが優勢。

飲料のコカ・コーラや日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)がともに▼4%下げるなど原材料高による採算悪化を意識した売りも出たもよう。

スポーツ用品のナイキ、小売りのウォルマートも▼2%を超える下落。

 

一方、資源高が鉱山機械の販売増につながるとの思惑から建機のキャタピラーが△7%と急伸、石油のシェブロンは△5%で終了。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=115.66円~115.69円で、対前日東京比で約▼0.23円の円安でした。

 

◆WTIは、米国によるロシア産の原油、液化天然ガス(LNG)などエネルギーの輸入の全面的禁止発表を受けて原油供給不足への警戒感が一段と強まり、

1バレル=123.70㌦(△4.30㌦、△3.60%)でした。

◆NY金先物は米欧の対ロシア追加経済制裁の動きを背景に4営業日続伸、1オンス=2,043.3㌦(△47.4㌦、△2.37%)でした。

2020年8月以来、約1年7ヶ月ぶりに2,000㌦を突破。

◆シカゴ日経平均先物は24,805円(▼225円)で、対大阪比で△115円でした。

 

※欧州はまちまち。(英FT:△0.07%、独DAX:▼0.02%、仏CAC:▼0.32%)

 

  • 今日の東京はもみあい・様子見の展開でしょう。

今日のレンジは24,600円~25,050円と観ます。

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