新型コロナウィルスによるパンデミック・・FBの記事、イタリアからの報告~3/30(月)

おはようございます。

 

Facebookで坂地三様と言う方が載せていた記事で、シェアしたほうが良いと思うので、

坂地様の許可を得て、ブログに載せさせていただきます。(太字と段落は田村)

これは、坂地様のご友人の友人の友人でイタリア在住の方からのレポートです。

(FBの記事は昨日(3/28)の17:44にUPされています。)

少し長いですが、迫真にせまっていますので、全文を載せます。

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コロナが猛威を振るうヨーロッパから一生懸命、分かりやすくお伝えします。

状況はかなり深刻です。

日本でもロックダウン処置があり得るかもしれないとの発言を拝見しましたが、驚くのはそれに対する批判の声の多さ。

桜はそんなに大事ですか?卒業式はそんなに大事ですか?

経済破綻の方がよっぽど危険だという声(トランプ大統領も一生懸命声高く繰り返し主張してますね)ももちろん理解しています。

どれだけの人が失業するか、営業できなくなるか、想像し始めたら眠れなくなります。

インフルエンザみたいなもの、とか、かかっても死なないから大丈夫、とかも理解できます。

実際のところ、そうです。多くが回復します。

 

しかしながら、ロックダウンの真意は、私みたいなものがコロナにかかからないため、ではなくて、

「医療パンクを避けるため」です。

イタリアではしばらく前からすでにこのパンクの状態になっています。

パンクの状態、とは、誰を助け、誰を見捨てるかを選ばなければいけない状態、です。

イタリアでは高齢者を見送り、若い人を助ける措置を続けています。

老人ホームなどでの感染が疑われても、病院に運び込むことすらしないのだと知りました。

運び込む病院がない。

運んでも助ける医療設備がすでにない。

だから他の住民を感染させてしまうのがわかっていても、そのまま老人ホームに残すしかないという状況なのです。

そして誰しもが予想できた結果なのに、そのまま救命措置なしに、集団で亡くなっていく状況なのです。

患者の目を見ることができない、目を伏して、ただただすべきことを実行している毎日だとイタリア医療関係者が労働状況を訴えています。

 

フランスもそのイタリアの惨状レベルに、一歩足を入れた状態になっています。

アルザス地方では軍の簡易医療テントを設置し、昨日から治療が開始されました。

まだ余裕のある他の地方へ電車や船での患者移動もしています。一人でも多くの人に治療のチャンスを与えるために。

Réanimationと呼ばれる重態の段階になると、呼吸アシスト設備、心拍数の管理等、高価な医療設備が必要になります。

そしてその状態になると、向こう3週間はそのベッドは空かない、ということです。

死去の場合のみ、三週間以内にベッドが空くということです。

 

現在526というアルザス地方の重篤患者数は、来週も再来週も500前後だ、ということです。

アルザスの重篤患者受け入れキャパシティは450と言われていました。

すでにオーバーしているのです。

軍の簡易テントのおかげとその他プライベートクリニックなどの協力でそれが900になった、というのが昨日のニュースです。

ロックダウン処置をする理由は、これをなんとしてでも避けないといけないからです。

なんとしてでもその波が来るのを遅くし、ベッド数を増やす処理をすること(例:軍の簡易施設)、波を小さくするためにとにかく感染者を減らすこと。

 

私やあなたが感染するのを防ぐのではなくて、私やあなたみたいな、かかってもおそらく死なないだろうが、そこらじゅうにウイルスを撒いてしまう人を減らすことなのです。

戦争なのです。

ついこの前までカーニバルで盛り上がっていたイタリアは、今や誰を見捨てるか誰を助けるかの瞬間を生きています。

 

イタリアは、色々非難されていますが、2月の時点で、入国者全員の熱を測っていました。カスタムには長蛇の列ができていましたが、一人一人全員の熱を測りました。

日本もフランスも、その処置はしていなかったと記憶しています。

フランスはまだピークに達していません。

まだまだフランス人もまさかイタリアみたいにはならない、ウチは大丈夫と思っています。

 

日本の皆さん、本当にお気をつけて。

深刻さが伝わると幸いです。

死者の数の裏に、家族が、妻が、夫が、子供が、孫がいるのです。

 

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要点は、欧州在留邦人からすると

  • ロックダウン処置に対する日本国内での批判の声が的外れである事
  • 感染者の大半は快癒するが大事なのは医療パンクを避けなければならない事
  • イタリアでは誰を助け誰を見捨てるかを選ばなければならない状態である事
  • すなわち高齢者を見送り若者を助ける措置が続いている事④感染者が死亡して初めてベッドが空くというくらいの状況である事

 

・・このレポートを読んで、戦時中、日本軍が負け戦のさなかでは生き残れそうな軽症者しか外科手術をしなかったという記事を思い出しました。

このレポートにも書かれていますが、まさしく戦時下にあると覚悟を決めたほうが良さそうです。

 

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