おはようございます。
私、不動産鑑定会社の雄、㈱東京アプレイザルの顧問ですので、
少しは不動産市況の事を。
不動産研究所の昨日の発表による 2018年の全国マンション市場動向ですが、
・全国発売は80,260戸(前年比△3.7%)で2年連続の増加、2014年以来の8万戸台に。
・平均価格は4,759万円(前年比△20万円、△0.4%)
・1㎡あたり単価は71.3万円(前年比△1.7万円、△2.4%)
・首都圏は前年比△3.4%、近畿圏は前年比△7.1%、中京圏は前年比△7.6%と大都市圏が増加。
価格上昇要因は、
- 人手不足による建設作業員の人件費の高止まり
- 用地仕入価格の上昇(特に地方主要都市)が2年連続で最高値を更新している事
だそうです。
尤も一昨日の発表になりますが、
・今年1月の首都圏新築マンション発売戸数は1,900戸(前年比▼1.8%)で、5ヶ月ぶりの減少。
・1月の契約率は67.5%(前年比△2.3%)で好不調の分かれ目である70%を下回りました。
一昨夜一緒に飲んだ不動産関係者によると、銀行が不動産関係の融資にいよいよ厳しくなったとの事。
昨年から今年(まだ1ヶ月ですが)に入って一転、減少のように見えます。
何度も書いていますが、不動産動向は経済の遅行性を表します。
現在の株価の上昇を考えると、一見矛盾するように思えますが、それは投資(投機)資金が
より換金性の高い有価証券に移っているような気がします。
もちろん、お金がグローバルに動くのは有価証券(株式)市場、不動産はローカル財産市場ですから、単純に比較はできませんが。
ただ、実業面からみても日本の1月の貿易赤字は▼1兆4,152億円で4ヶ月連続の赤字。(財務省貿易統計通関ベース速報値)
これは2014年3月以来の水準。特に対中国輸出は9,581億円で(前年比▼17.4%)で3年ぶりの大幅な減少率。
これは2月上旬に前倒しになった春節(旧正月)の影響もあると思われますが、それにしてもマイナス幅が大きすぎる。
やはり景気低迷の足音がヒタヒタと聞こえてくるような気がします。
今日も、本気、正直、丁寧に!
- 昨日20日の東証・日経平均株価は3日続伸、21,431.49円(△128.84円、△0.60%)と2018年12月17日(21,506.88円)以来およそ2ヶ月ぶりの高値で終えました。
動きは昨日朝予想した通り、NY上昇した流れを引き継いだ事と、1㌦=110.90円台に乗った円安進行を好感して上昇。
海外投資家が株価指数先物に買いを入れた事や、現物株市場では自動車など輸出関連株や非鉄金属など景気敏感株が買われ、明るい雰囲気でした。
日経平均の上げ幅は午前に一時△200円に迫りました。
ただ日経平均は上値が重くなる場面