おはようございます。
東京地方、雨の日曜日。いよいよ梅雨入りかな?
とりあえず、マーケットコメントを。
週末の東京は米国雇用統計を睨んで静かな動きでしたが、その雇用統計が暴風雨を巻き起こす感じです。
結果としてNYは小幅安で終えましたが、外為市場では極端なドル安円高に。
海外で消費増税延期に対してアベノミクス失敗の声が高まる中、
来週初めの株式市場・外為市場は緊張感を持って開始される事でしょう。
週末も、本気、正直、丁寧に!
●週末3日の東証・日経平均株価は3日ぶり反発、終値は16,642.23円(△79.68円、△0.48%)でした。
売り買いとも手掛かりを欠いた中、前日のNY高や原油先物相場が上昇した事が安心感。
欧州中央銀行(ECB)が2日に開催した理事会での金融政策は現状維持。3月に追加緩和を実施した事もあり、マーケットは反応薄。
石油輸出国機構(OPEC)総会での増産凍結の見送り決定も、足元の原油先物相場が上昇基調である事から失望した売りは限られました。
半面、夜に発表される5月の米雇用統計を見極めたいための様子見姿勢が多く、売買は低調で日経平均は小幅ながら下げる場面もありました。
時価総額の大きいファストリの5月の既存店売上高が前年同月比△5.9%となり、△6%と急伸、1銘柄で日経平均を68円押し上げました。
東証1部の売買代金は1兆7,695億円と2兆円を下回り、売買高は16億7049万株。
東証1部の値上がり銘柄数は全体の61%(1196銘柄)。値下がりは600銘柄、変わらずは160銘柄。
◆東京外為市場で円は1㌦=108.74円~108.76円で、対前日NY比で△0.11円の円高でした。
●週末のNYは下落。ダウ種平均は3日ぶり反落で、17,807.06㌦(▼31.50㌦、▼0.17%)でした。ナスダックは8営業日ぶりに反落し、4,942.517pt(▼28.846pt、▼0.58%)で終えました。
注目されていた5月の米雇用統計がネガティブサプライズの結果となりました。
・5月の米雇用統計は取引開始前に発表されましたが、非農業部門の雇用者数の伸びは前月比△3万8000人となり、市場予想(△15万5,000人~△16万人)をはるかに下回りました。この増加幅は2010年9月以来で最少。また、先月(4月)の数字も△16万人から△12万3,000人に下方修正されました。
・5月の失業率は4.7%(前月比▼0.3%)で市場予想の4.9%より減少しましたが、労働参加率の低下が影響したと分析されています。
・5月の平均受給は前月比△0.2%で4月の△0.4%より減速。
また、5月の米サプライマネジメント協会(ISM)の非製造業景況感指数も52.9pt(前月比▼2.8pt)で市場予想(55.3pt)に届かず。
米景気の先行きに対する不安感が強まり、ここの所高まっていたFRBの追加利上げの先送りが意識されました。
収益期待が剥落した金融株への売りが目立ったゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融大手が売られ、相場全体の下げを主導。
ダウ平均は下げ幅を一時▼148㌦まで広げました。
ただ、雇用指標は労働環境の順調な回復を示していたのもあって悲観的なムードは強まらず、売りが一巡した後は落ち着いた相場展開となり、ダウ平均は▼5㌦の水準まで値を戻す場面がありました。
業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち6業種が下落。「金融」「一般消費財・サービス」などが下げる一方で、「公益事業」「素材」は上昇。
◆NY外為市場で円は1㌦=106.51円~106.54円で、対前日東京比で△2.22円(△2.04%)の暴騰(円高)でした。
◆WTIは大幅反落で1バレル=48.62㌦(▼0.55㌦、▼1.12%)、NY金先物は金利安展望とドル安の影響で大幅反騰で1オンス=1,242.9㌦(△30.3㌦、△2.50%)でした。
◆シカゴ日経平均先物16,330円(▼275円)で、対大阪比で▼330円でした。
※今週の主な経済指標(前回⇒予想)
6/8(水) 日本:4月国際収支–経常収支(2兆9,804億円→2兆3,084億円)、
:4月国際収支–貿易収支(9,272億円 →9,200億円)
:1-3月期GDP2次速報前期比(△0.4%→△0.5%), 同・前期比年率2次速報(△1.7%→△2.0%)、
: 同・デフレーター2次速報(△0.9%→△0.9%)
:5月景気ウォッチャー調査・現状判断DI(43.5→43.4)、同・先行き判断DI(45.5→446.1)
中国:5月貿易収支(△455.6億㌦→△556.0億㌦)
6/9(木) 中国:5月消費者物価指数前年比(△2.3%→△2.3%)、5月生産者物価指数前年比(▼3.4%→▼3.1%)
米国:新規失業保険申請件数(26万7,000件⇒?)、4月卸売在庫(前月比)(△0.1%→△0.1%)、
4月卸売売上高(前月比)(△0.7%→△1.3%)
6/10(金) 米国:6月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報(94.7→94.5)
6/12日 (日)中国:5月鉱工業生産(前年比) (△6.0%→△6.0%)、5月小売売上高(△10.1%→△10.1%)
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