おはようございます。
今日から、何回かに分けて、相続対策でのお話をお送りします。
ご参考になると良いのですが。
マーケットコメントは、いつものように、下に載せています。
これも、ご参考に。(ならないかな?(笑))
<子供がいなくて、兄弟がいる場合のケース>
数ヶ月前、元コンサル先の社長から「従業員の相続相談に乗ってやってください。」と電話がありました。
で ある曇り空の土曜日の早朝、小田急線に乗ってて、郊外の駅へ。
待ち合わせの駅前のファミレスは、未だ、人影もまばら。
お腹すいてたけど、とりあえず、珈琲で我慢。(涙)
そこへ現れたのは、40代後半の女性Fさん。見るからに、事務員さん!と言う感じ。
真面目そうで、好感が持てます。
「遠いところを、朝早く、わざわざすいません。」と律儀なご挨拶から、お話が始まりました。
ご相談の内容は、こういう事でした。
彼女自身が、彼女の母方の叔母さんから相談された、という事でした。叔母さん夫婦には子供がいなくて、高齢。
姪である相談者が近くに住んでいて、彼女に頼り切りの状態。
ご相談の内容の大意は、
『叔母さんの御主人が、重度の病に罹っている。
既に、入院で完全介護の状態。場合によっては、お迎えが近いかもしれない。
叔父さんは上場企業に勤めていて、叔母さんは専業主婦。
財産は、持ち家と現預金、そして勤めていた会社の株。
総額で、5千万円くらい。』
叔父さんが亡くなった場合、何をどうしたら良いでしょう?という事でした。
ただ、相談の切り口は、
(▼o・_・o▼)「叔父の持っている株が、叔父さんが亡くなったら、売るのが難しくなる、と思うので、
叔父さんの存命中に売った方が良いでしょうか?」という事でした。
それって、相続問題では無く、株の売り時の問題ですが・・・。(笑)
でも、相続ってほんと、どうしていいかわからない、と言う所から始まります。
( ̄o ̄) 「いや、それは、相続の手続きをして、完了すれば、相続人である叔母さんの名義に変わりますから、それから売却できますよ。」
(▼o・_・o▼)「ああそうなんですか。でも、その間に株が下がってしまったら、困るから、今売った方が良いでしょうか。」
( ̄o ̄) 「いや、下がるとは限らないですし。ちょっと待ってください。」
なんやかんや言いながらタブレットを取り出して、その株のチャートを見ると、急騰している状態でもないし、
財務状況を調べると、まずまず良好。配当もしっかり出ている、いわゆる優良株。
その事を説明した後、
( ̄o ̄) 「株価の変動は、その会社の問題だけでは無く、社会経済全体にも影響されますから、売り時かどうか、今、判断するのは難しいですね。
・・・ただ、御主人の勤めていた会社で、叔母さんにも愛着があるのではないですか?年に二回、配当があり、決算報告書や、株主総会通知も来ますよ。
叔父さんが亡くなられても、その都度、懐かしく思われるのではないですか?」
(▼o・_・o▼)「ああ、そうかもしれないですね。叔母は、叔父の会社を、子供がいたら、入らせたかったって、言ってました。
そう言えば、私も、子供の頃、この会社の運動会に連れて行ってもらった事がありました。」
( ̄o ̄)「そうですかー。そりゃ、叔母さんにとっても、誇りに思える良い会社だったんですね。」
・・・私の心は、ちょっとだけ、日本は企業一家と言われていた、古き良き時代に飛びました。
私の父の職場もそうでした。
(続)
今日も、本気、正直、丁寧に!
<マーケットコメント>
- 昨日の東証・日経平均株価は大幅に3日続落。終値は19,046.55円(▼254.52円、▼1.32%)でした。
原油安から来る欧米安と、1㌦=121円台半ばと約1ヶ月ぶりの円高・ドル安水準に振れた外為市場が下落要因。
日経平均は9月下旬に付けた安値(9/29:16,930円)から△2,000円あまり高い水準にあり、リスクオフから利益確定が出やすい環境でもあります。
ただ、19,000円の節目に近づいたところでは、押し目買いが入ったと観られます。
東証1部の売買代金は2兆1,913億円、売買高は18億6561万株。東証1部の8割超の銘柄が下落しました。
◆東京外為市場で円は1㌦=121.66~121.68円で、対前日NY比で▼0.25円の円安でした。
- 昨夜のNYは4日ぶりに反発。ダウ平均は17,574.75㌦(△82.45㌦、△0.47%)で終わりました。ナスダックも5,045.172pt(△22.307pt、△0.23%)でした。
原油価格が5日続落だったにもかかわらず、シェブロンなど設備投資を削減するなどと発表した事を材料に買われた事で、石油株全般に買い戻しが入った事が、
相場全体を押し上げました。
よく分からない理由ですが、マーケットには時々こういう事が起こります。
ただ、そういう事がきっかけで、実業部門が転換。後から考えると、悪材料をテコに企業体質が良い方向に変わっていく、という事も良く有ります。
思えば、7年前は、原油価格が今と同じ30ドル台だったわけで、その時にはそれで石油各社は利益を上げていたわけです。
考えてみれば、ちょっと不思議。
株式市場だけでは無く、マーケットと言うのは、やはり神の見えざる手の中にあるような気がします。
◆NY外為市場で円は1㌦=121.60円~121.64円で、対前日東京比で△0.04円の円高でした。
◆WTIは5日続落で1バレル=36.76㌦(▼0.4㌦)、NY金先物は3日ぶり反落で、1オンス=1,072.㌦(▼4.5㌦)でした。
◆シカゴ日経平均先物は19,705円(△110円)で、対大阪比で△55円でした。
- 今日の東京は様子見・揉みあいかと。NYが下げ止まったのは良いですが、円は高止まり。来週にFOMCを控え、利上げがあっても、織り込み済みで円安に振れる可能性は低いと観られています。もし、万が一、利上げが見送られたら、1㌦=120円割れは必至。週末要因もあり、動きづらい状況です。
今日のレンジは、18,900円-19,200円と観ます。
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