おはようございます。
9/15日の記事「桐一葉落ちて 天下の秋を知る」https://office-aslan.com/2021/09/15/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%81%af31%e5%b9%b4%e3%81%b6%e3%82%8a%e3%81%ae%e9%ab%98%e5%80%a4%e3%80%81%e3%81%97%e3%81%8b%e3%81%97ny%e3%81%af%e3%82%b8%e3%83%aa%e4%b8%8b%e3%81%8c%e3%82%8a%ef%bd%9e%e3%80%8c/
にも書きましたが、金利反転(上昇)がマーケットの大きな反落要因になります。
というか、私の40年の経験では、結局はマーケットの動向の多くは金利次第。
そりゃ、池に流れ込む水の量が多ければ溢れるし、少なければ枯渇する。
当たり前の事です。
この日発表された米国の衛材統計ですが、
7月のケース・シラー住宅価格指数は前年同月比△19.9%と統計開始以来の最高の伸び。調査対象の20都市全てで2桁の伸び、NY、ボストンなど7都市で上昇りうが過去最高。
景気悪化の中、住宅価格の上昇が顕著。価格高騰と言えば、オイル価格も上昇中。アメリカ人がインフレ懸念を持つ3品目は、ガソリン、住宅、そしてミルクを代表とする食品だそうです。
これを止めるには、金利を上げるしかない。というか上がってしまいます。特に長期金利は。
金利とはお金の値段の事。今、その値段が上がりはじめている、という事です。
そして相対的にモノの値段が下がる。
➡そして景気が悪くなって、お金の値段が下がっていく。
➡金利が下がり、モノの値段が底打ちする。
まあ、教科書通りの景気循環論ですが、今は、歴史的にお金の値段が下がりすぎている、という事です。
さて諸兄、現実にはどう対処しますか?
今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!
- 昨日28日の東証・日経平均は続落、30,183.96円(▼56.10円、▼0.19%)で終えました。東証株価指数(TOPIX)も続落、終値は2,081.77pt(▼5.97pt、▼0.29%)でした。NT倍率は続伸で14.50%(△0.02pt)。
前日に欧米の半導体関連銘柄が下落した流れを受け、また中国経済の先行きへの警戒もあって、朝方から午前にかけて幅広い銘柄が売られました。また前日の米長期金利が1.5%台に上昇。相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)の成長株の一部が下げたのも相場の重荷。日経平均は下げ幅を▼200円超に広げ、3万円ちょうど近辺まで下落する場面がありました。
もっとも、売りが一巡すると日経平均は下げ渋り。政府は28日夕にも新型コロナウイルスの感染対策である緊急事態宣言を30日の期限をもって全面解除することを正式に決める予定。10月からは行動制限が段階的に緩和される見通しで、経済再開を期待して内需関連銘柄の一角が物色されました。
またこの日は9月末の配当や株主優待の権利付き最終売買日にあたり、配当の再投資に絡んだ先物買いが入るとの観測から、大引けにかけては下げ幅を縮めました。
川崎汽船は▼14%超下落し郵船や商船三井も連日の大幅安。
一方、三菱UFJなど銀行株の上げが顕著。
大手証券の試算によると、日経平均の配当権利落ちは約182円とされ、これを短期間で埋め切れるかどうかが注目されています。
東証1部の売買代金は概算で3兆8105億円。売買高は15億677万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1057、値上がりは1033、変わらずは96。
◆東京外為市場で円は1㌦=111.20円~111.22円で、対前日NY比で約▼0.19円の円安でした。
※中国はまちまち、大幅上昇、下落。(香港:△▼%、上海:△▼%)
- 昨夜28日のNYは急落。ダウ平均は5営業日ぶりに大幅反落、34,299.99㌦(▼569.38㌦、▼1.63%)で終えました。ナスダックは大幅に3日続落、終値は14,546.683pt(▼423.287pt、▼2.82%)と8月19日(14,541.789pt)以来の安値でした。下落率は今年3番目の大きさ。SP500種株価指数は続落、4,352.63pt(▼90.48pt、▼2.04%)で終わりました。
米債券市場で長期金利が、一時6月中旬以来の水準の1.56%と前日終値(1.48%)から大きく上昇。FOMCの結果が発表された22日以降、長期金利はほぼ一本調子で上昇しています。急速な金利上昇を警戒した主力ハイテク株など高PER(株価収益率)銘柄への売りが殺到。マイクロソフトが▼4%近く下げ、セールスフォース・ドットコムやアップルも急落。
米上院共和党は前日(27日)、12月までのつなぎ予算と2022年12月まで米連邦政府の債務上限の適用を凍結する措置を一体化した法案の上院本会議での採決を阻止。10月以降の財源が確保できず、米連邦政府の閉鎖やデフォルト(債務不履行)の可能性が意識され、投資家心理が悪化。幅広い銘柄に持ち高調整や利益確定を目的とした売りが広がり、ダウ平均の下げ幅は午後に▼600㌦を超えました。
米商務長官が「中国政府は自国の航空会社による米国産の航空機の購入を阻止している」と述べたと伝わり、航空機のボーイングが売られ、金融のゴールドマン・サックスやホームセンターのホーム・デポも下落。
ナスダックでも半導体関連株の下げが目立ち、半導体製造装置のアプライドマテリアルズ(AMAT)は▼7%。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は▼6%、エヌビディアは▼4%。主力株は軒並み下げ、ネット検索のアルファベットとフェイスブックが▼4%。
※コンファレンスボードが発表した9月の消費者信頼感指数は109.3pt(前月比▼5.9pt)と市場予想(114.5pt)を大きく下回りました。デルタ株蔓延が消費者心理に影を落とし、コントの消費が減る事になりそうです。
※リッチモンド連銀製造業景気指数は市場予想の△10ptに反して▼3pt(前月は△9pt)でした
◆NY外為市場で円は1㌦=111.50円~111.53円で、対前日東京比で約▼0.31円の急落(円安)でした。
◆WTIは対ユーロでのドル高が進行する中、6営業日ぶりに反落、1バレル=75.29㌦(▼0.16㌦、▼0.21%)。
◆NY金先物は米長期金利の上昇とドル高の進行が重しとなり3営業日ぶりに反落、1オンス=1,737.5㌦(▼14.5㌦、▼0.83%)。
◆シカゴ日経平均先物は19,520円(▼535円)で対前日大阪比で▼400円でした。
※欧州も大幅下落。(英FT:▼0.50%、独DAX:▼2.09%、仏CAC:▼2.17%)
- 今日の東京は当然の大幅続落でしょう。NY下落や今日の配当権利落ち(約▼180円)もあり、シカゴにサヤ寄せして29,500円くらいから始まり、押し目買いはあるでしょうが、午後の自民党総裁選の動向や、明日が月末である事、また中国のPMIの発表がある事などから大きくは動きづらいと思います。
今日のレンジは29,450円~29,900円と観ます。
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