おはようございます!
終わった後も大荒れになりそうな米国大統領選。
マーケットコメントに多く書きましたので、よろしければそちらをご覧ください。
しかし株式市場は、よく言えばしたたか、悪く言えばご都合主義の何でもあり、である事が今回も証明されました。
人の欲望がもっとも簡便に凝縮された「場」ですから。
それに比べて不動産市場は、もっと個別的感情的欲望の「場」。
両方を経験させてもらっている事は、つくづく、面白くありがたい。
今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!
- 昨日4日の東証・日経平均は大幅続伸、23,695.23円(△399.75円、△1.72%)で終えました。終値では2月13日(23,827円)以来の高値を回復。東証株価指数(TOPIX)は続伸、終値は1,627.25pt(△19.30pt、△1.20%)でした。
日本時間4日午前から米大統領選挙の開票作業が始まりました。相場は結果的に高い状態で終わったのですが、市場のご都合主義と言うのが現れた一日。
午前中はバイデン勝利の雰囲気が強く、勝敗が早期に決まる可能性が浮上。混戦で決着がつかないことで政治的空白が発生するリスクが遠のいたとの見方から、不透明感で売り持ちのポジションを取っていた投資家の買い戻しが広がりました。
しかし場中では、勝敗を左右する激戦州とされたフロリダ州でトランプ氏勝利と海外主要メディアが報道。「僅差で両者が勝利宣言を出す」といった混乱になり、市場関係者が最も恐れていた状態になるのではないかと思われるのですが、マーケットはトランプ勝利を意識したようです。
午前には一時下落していた米国株の先物相場が、昼ごろから上昇に転じたことが相場を支えたました。特にハイテク株で構成するナスダック100株価指数の先物「Eミニ・ナスダック100」が一時△4%超高と大きく上昇した事が東京市場に影響。トランプが再選されれば、民主党のバイデンに比べてIT(情報技術)企業への規制強化方針が薄まるとの見方があるようです。
また市場では、トランプ氏の法人税減税などの政策案を改めて評価する動きも広がっているという。
・・まあ、何でもあり、なのが株式市場です。(-_-;)
東証1部の売買代金は2兆5,601億円。売買高は13億233万株。
東証1部の値上がり銘柄数は1,524銘柄(全体の約7割)。値下がりは573銘柄、変わらずは82銘柄。
◆東京外国為替市場で円は1㌦=104.87円~104.89円で、対前夜NY比で▼0.40円の急落(円安)でした。
※中国は小幅にまちまち。(香港:▼0.21%、上海:△0.19%)
- 昨夜4日のNYは大幅に3日続伸。ダウ平均は27,847.66㌦(△367.63㌦、△1.34%)で終えました。ナスダック終値も11,590.78pt(△430.21pt、△3.85%)でした。SP500種株価指数も3,443.44pt(△74.28pt、△2.20%)で終わりました。
3日の米大統領・議会選挙で共和党が予想以上に健闘し、上院での多数派を維持するとの観測が強まりました。大統領と議会の上下両院を民主党が制するトリプルブルーの予想が後退。とすると、民主党が掲げてきた規制強化などの政策リスクが後退するであろうとの見方から、ハイテクやヘルスケア株が買われ、相場を押し上げました。大統領選を取り巻く不透明感は強いままでしたが、市場は、大統領と議会の多数派が異なるねじれ議会が継続することで、反トラスト法に基づいた巨大ハイテク企業への規制強化などが進みにくくなると好感。
上院共和党の反対でバイデン氏が掲げる法人税増税の可能性が低下するとの見方も市場心理を支えました。
選挙直前はトリプルブルーの予想から大型財政出動を見込んで資本財など景気敏感株が買われ、経済対策の恩恵を受けにくいハイテク株は上値が重くなる傾向にありましたが、民主党の勢力が予想ほど強まらない見通しとなり、選挙前に盛んだった取引が巻き戻された面もあります。景気敏感株からハイテク株への資金シフトが進み、景気敏感株が多いダウ平均にとっては重荷。
ダウ平均は昼過ぎに△821㌦の高値を付ける場面がありましたが、大統領選の結果確定に時間がかかるとの見方が広がった事もあり、引けにかけて伸び悩み。
◆NY外為市場で円は1㌦=104.51円~104.52円で、対前日東京比で約△0.36円の急騰(円高)でした。
◆WTIは大幅に3日続伸、1バレル=39.15㌦(△1.49㌦、△3.96%)、NY金先物は4日ぶり大幅反落、1オンス=1,896.2㌦(▼14.2㌦、▼0.74%)でした。
◆シカゴ日経平均先物は23,885円(△55円)で、対大阪比で△145円でした。
※欧州も大幅高(英FT:△1.67%、独DAX:△1.95%、仏CAC:△2.44%)
- 今日の東京は続伸でしょうが、米国大統領選挙の開票結果が明らかになったところで一服かと。現在はバイデン優勢ですが、もし彼が勝っても、トランプは蛇のようにしつこく法廷闘争に持ち込むでしょう。
その混乱を嫌気して、利益確定売りが出ると思います。それでも、24,000円の大台を伺う勢いはあると思います。
今日のレンジは23,800円~24,100円と観ます。
コメントを残す