おはようございます。
世界同時株安。
「暴落」は思わぬところで起きるものですが、こんな pandemic(パンデミック)が起こり、それが原因となるとは。
2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)以来ですが、このときは2002年11月から約半年、2003年7月5日に終息宣言がでるまで世界の株価は下落を続けました。
(香港がピークから▼30.7%減、日系平均が▼37%)
2003年12月31日時点のデータによれば、報告症例数は、2002年11 月〜2003年8月に中国を中心に8,096人で、うち774人が死亡しています。(by 国立感染症研究所調べ)
今回の新型コロナウィルスによる被害は本日時点で中国で82人死亡、北京で初めて感染者が見つかったとの事。(by TV東京)
ところで、2003年時点での中国のGDPは約20兆元、現在は80-90兆元で約4倍の規模です。そして世界的経済が中国経済と密接に絡んでいます。
病気そのものもそうですが、経済的にも一瞬にして世界中が影響を受けてしまう時代。
もちろん日本が一番影響を受けると言えます。春節の来日役をあてにした観光業はすでに閑古鳥が鳴いている状況。(洒落ではありません。)
今朝のモーニングサテライトでゲストの三菱UFJモルガンスタンレーの藤戸則弘氏によると、
「欧米の大学の研究論文では2月4日までに25万人から35万人の罹患者が発生する見込みとか。
そして現在、罹患者の4人に一人が重症。中国政府は情報が小出しで、全貌が捉えられていない。」
そうですね・・・、中国政府の対応は一見早く見えますが、政府主導を印象付けたいためにやっている事が多く見受けられます。
今回のウィルスはSARSの鳥と違い、鼠であるという事が何となく不吉な印象を与えます。
…そうです、14世紀に大流行した鼠を媒介にしたペスト。これは当時のヨーロッパの人口の1/3から2/3にあたる2千万人から3千万人を死亡させたと推定sれ亭ます。
全世界ではおよそ8500万人。世界の様相、特にヨーロッパ社会が一変しました。
これも、そもそもの原因は中国大陸で発生したペスト菌がモンゴル帝国を通じて欧州に運ばれました。
まあ、いろんなことを中国のせいにしてはいけませんが。
とにかく、マスク着用、うがい・手洗いをこまめにすることですね。
それくらいしか防御策がないのが苛立ちの原因です。
東京地方、みぞれ模様の空ですが、今日も、本気、正直、丁寧に!
- 週明け27日の東証・日経平均株価は急反落、23,343.51円(▼483.67円、▼2.03%)で終えました。下げ幅は今年最大で2019年3月25日以来、約10ヶ月ぶりの大きさ。
下落要因の第一は新型肺炎の感染拡大が世界景気に悪影響をもたらすとの懸念。前々日、中国政府が国内の旅行会社に対し、日本を含む海外旅行を中止するように命じた事で、
インバウンド(訪日外国人)需要の減少への懸念が高まりました。資生堂やコーセー、ファストリ定リング、OLCなど関連銘柄が大幅安。
また、イラク・バグダッドの旧米軍管理区域にロケット弾が打ち込まれ、負傷者が出たとの報道も買い手控えられる要因になりました。
春節(旧正月)の休暇で中国や香港など主要なアジア市場が休場となるなか、グローバルで運用する機関投資家のヘッジ目的の売りが日本株に集中した事も下落要因で、日経平均の下げ幅は一時▼500円を超えました。
東証1部の売買代金は2兆1,772億円。売買高は11億8,046万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1,961銘柄(全体の9割)。値上がりは166、変わらずは32銘柄。
◆東京外為市場で円は1㌦=109.04円~109.06円で、対前日NY比で約△0.23円の円高でした。
- 週明け7日のNYは急落。ダウ種平均は大幅に5日続落、28,535.80㌦(▼453.93㌦、▼1.57%)で終えました。下げ幅は昨年10月2日(▼494.42㌦)以来の大きさ。ナスダックは大幅続落で終値は9,139.310pt(▼175.602pt、▼1.88%)でした。SP500種株価指数も大幅続落、3,243.63pt(▼51.84pt、▼1.57%)で終わりました。
先週末に引き続き中国の新型肺炎の感染拡大が嫌気されています。日本や欧州の大幅安(英FT:▼2.29%、独DAX:▼2.74%、仏CAC:▼2.68%)が波及し、ダウ平均は朝方には▼550㌦近く下げる場面がありました。
中国政府は27日に春節(旧正月)の連休延長を決め、上海市なども企業に営業再開を延期するよう通知。
昨日の発表では中国での死者は82人、また北京で感染者が初めて出ました。
中国以外でも感染者が増えており、世界景気の重荷になるとみた投資家がリスク回避姿勢を強めています。中国発のサプライチェーン(供給網)に影響するとの見方も市場心理にアゲインスト。
中国を中心に旅行者が減るとの見方から、旅行・レジャー株が軒並み下落。アメリカン航空グループなどの空運株やブッキング・ホールディングスなどの旅行予約サイト、ウィン・リゾーツなどカジノの下げが目立ちました。中国売上高の大きい化学のダウや建機のキャタピラー、半導体のインテルやエヌビディアなども大きく売られました。
相対的に安全資産とされる米国債が買われ、米長期金利の指標とされる10年物国債利回りが一時1.60%前後と昨年10月以来ほぼ3カ月ぶりの水準に低下。利ざや縮小の見方からJPモルガン・チェースなど金融株が下落。世界景気の先行き不透明感から素材やエネルギー株も売られました。
※12月の新築住宅販売件数は円率換算69.4万戸で前月比▼0.4%、市場予想の73.0万戸(△1.5%)を下回り、3か月連続のまいなすでした。
◆NY外為市場で円は1㌦=108.89円~108.90円で、対前日東京比で約△0.15円の円高でした。円、スイスフランなど安全資産とされる通貨が上昇。
◆WTIは大幅に5営業日続落、1バレル=53.14㌦(▼1.05㌦、▼1.94%)でした。昨年10月以来の53㌦台で、年初来の下げ幅は▼13%になります。
NY金先物は3営業日続伸、1オンス=1,577.4㌦(△5.5㌦)でした。6年9ヶ月ぶりの高水準です。
◆シカゴ日経平均先物は23,030円(▼605円)で対前日大阪比で▼625円でした。
- 今日の東京は大幅続落が見込まれています。世界的リスクオフムード、世界同時株安の流れは止めにくいと思います。
安全資産としての円が買われているのも重荷。
今日のレンジは22,940円~23,210円と観ます。
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