おはようございます。
東京地方、昨日に引き続き、気持ちよく晴れています。
梅雨の中日?
昨日の世界の市場も、梅雨の中日のようでした。
ただ、嵐のような一週間でしたね。
週前半は、世界の株式市場が底割れするかな、という勢いでしたが、取りあえず、踏みとどまりました。
しかし、前提条件は変わっていません。
一番の問題は、中国・上海市場の急落と、その背景にある中国経済の減速。
お上の市場介入は、愚かで危険な策です。慌てて火を消しに行って、火薬庫の周りに木の塀をめぐらせただけの感じ。
しかし、弥縫策ではどうにもならない事は分かっているはず。
いつ火が燃え移るか。
かと言って、根本的な中国の内国景気対策は、手詰まりの感あり。
地方、特に内陸部は酷いもんです。
国内での不満のはけ口として、国外に目を向けさせるというのは、泥棒国家の古いが効果のある常套手段。
今朝の新聞で、南シナ海だけでは無く、東シナ海にも触手を伸ばしてきている事が一面トップに。
これは確かに我が国にとって危機ですが・・・。
この時期にニュースにするのは、ひょっとして安保国会で苦闘している安倍政権のリークかも。(笑)
いずれにせよ、中国に問題が起きると、世界中で爆発が起こります。
そのような状況にしてしまったのは、こちら側にも責任があります。
一時期(1990年代後半から2000年台)、日本の大小企業が中国詣でをして北京は門前市をなす状態でした。
結局、多くの企業が技術だけ盗まれ、投下資本をギブアップ、大怪我をして退出。
強か(したたか)にやれているのはファストリテイリングくらいかな。
さて、梅雨はまだ明けていないのに、台風が北上中とか。
来週のマーケットも、警戒が必要かも。
週末も、本気、正直、丁寧に!
●週末10日の東証・日経平均は反落、19,779.83円(▼75.67円、▼0.38%)で終えました。まあ、昨日朝、予想した通りで、終日方向感のない展開でした。
朝方は買い手控えで、約▼100円強下落して推移。
しかし、一部通信社が「ギリシャが現地時間9日夜にEUに示した財政改革案が、年金制度や付加価値税(消費税にあたります)などの改革に踏み込んだ内容」と伝えた事で、下値を売り込む動きは限定的でした。
ただ、ギリシャ以上に問題視されている中国・上海総合指数が前場の後半に上昇に転じた事(終わり値:△4.54%)から投資家心理が改善。
東京も上げに転じ、前場の上げ幅は一時△100円を超えました。
円相場が一時1ドル=122円台に下落した事も、輸出関連株が買われる要因になりました。
ただ週末とあって上値追いは限定的。後場はヘッジファンドなどの短期筋がポジション調整の売りを出し、下落。
ギリシャへの金融支援を巡るEU首脳会議を12日(日)に控えている事も、投資家心理に影響しました。
東証1部の売買代金は概算で3兆2,119億円、売買高は27億6193万株でした。
◆東京外為市場で円は1㌦=122.19円~122.21円で、対前日NY比で▼0.87円の急落(円安)でした。
●週末NYは大幅に続伸。ダウ平均終値は17,760.41㌦(△211.79㌦、△1.21%)でした。ナスダックは4,997.696pt(△75.299pt、△1.53%)で終えました。
今週初めの2つの大きな懸念、①ギリシャ債務問題と②中国・上海株式市場が、一応楽観視される状況と、マーケットが判断しました。
①ギリシャは10日に提出した財政再建案で、債権団が求める厳しい改革要求に沿う形で大きく譲歩。
引き換えに2018年までの債務返済に充てる資金590億ドル借入を申し入れました。
ユーロ圏財務相会合は11日にギリシャに対する第3次支援を協議する予定に。
EU側がギリシャへの態度を軟化しているとの報道もあり、債権団が金融支援再開を承認し、
ギリシャの銀行破綻やユーロ圏離脱が回避されるとの期待が相場を押し上げました。
欧州株式相場が軒並み大幅上昇(英FT:△1.39%、独DAX:△2.90%、仏CAC:△3.07%)で、NYもその流れを受け継ぎました。
②ギリシャ以上に深刻な陰を投げかけていた中国・上海株式相場が10日は大幅に続伸した事も、好材料。
中国の李克強首相は10日、景気下支えに的を絞った政策調整をさらに実施する方針を明らかにし、資本市場や金融市場の透明性向上を約束。
リスクを取りやすい状況になりました。(現実に、どの程度の実効性があるかは不明ですが。)
業種別S&P500種株価指数は全10種が上昇。
ただ、この日、FRBのイエレン議長が講演で、今年後半のどこかで利上げを始める事が適切とした上で、労働市場は依然として弱いとの懸念を示しました。
また、年内利上げ開始はほぼマーケットコンセンサスになりつつありますが、9月になるか12月になるかでは意見が分かれています。また、1回以上利上げするかどうかも、注目されていますが、イエレン議長は手がかりになる発言はしませんでした。
講演を受け、株式相場は日中につけた高値から値下がりして取引を終えました。
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