マーケットコメントです。ギリシャ・ショック!6/30(火)

 

まずは、マ-ケットコメントです。ギリシャ問題で世界が揺れています。

 

  

●昨日の東証・日経平均株価は暴落状態での3日続落。終値は20,109.95円(▼596.20円、▼2.88%)でした。

昨日朝予想下限の20,300円どころではありませんでした。_||             

 

下げ幅は昨年24日(▼610.66,14,008.47)以来ほぼ15ヶ月ぶりの大きさ。TOPIX3日続落の暴落で、1,624.82円(▼42.21円、▼2.53%)と下げ幅は昨年24日(▼57.05円、1139.27円)の大きさだった。

 

寄り付は20,305円(▼400円)でしたが、その後、個人投資家中心に押し目買いが入りました。日銀による上場投信(ETF)買いも有ったようで、やや下げ渋りました。

前週末に急落していた上海・香港株が朝方に上昇した事も追風。

 

しかし、円相場が再び1ドル=122円台半ばに上昇している事も重荷になっていた事や、上海株が下落に転じ、一時▼4%近くに下落率を拡大。

 

ギリシャのデフォルト懸念から、香港や台湾など他のアジア各国・地域の株式相場も総じて下げた事が、投資家心理を冷やしました。

 

 

欧米市場の反応を見極めたいとの雰囲気が強く、午後には当面の上値が重いとみた投資家の見切り売りもでて、下げ幅を一段と広げました。

ギリシャ問題を巡っては、前週半ばに楽観論が優勢になる場面があったため、ヘッジファンドなどが買いポジションをを積み上げていた可能性があり、

その反動が大きく出ている可能性もあります。

 

トヨタやアドバンテスト、京セラなど輸出関連株、特にマツダやキャノンなどの欧州関連銘柄の下げが強烈。ファストリテイリングなど値がさ株の大幅な下げも日経平均を押し下げました。

 

東証1部の売買代金は26,573億円、売買高は253827万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の約97%にあたる1821。データを遡れる19972月以来で最多。

業種別TOPIXは全33業種が下落。

 

◆東京外為市場で円は1㌦=122.91円~122.93円で、対前日NY比で△0.97円の暴騰(円高)でした。

 

 

●昨夜のNYは大幅急落。ダウ平均は反落、17,596.35㌦(▼350.33㌦、▼1.95%)と、22日(17,361.04㌦)以来の安値を付けました。下げ幅は2013620日(▼353.87㌦、14,758.32㌦)以来、約2年ぶりの大きさ。

 ナスダックは4営業日続落、終値は4,958.468pt(▼122.037pt、▼2.40%)で、513日(4,981.691pt)以来の5,000㌦割れ。下落率は325日(▼118.208pt4,876.520pt))以降で最大となりました。 

S&P500
種も4営業日続落で2,057.64㌦(▼43.85pt、▼2.09%)の大幅下落でした。

 

630日に期限を迎える国際通貨基金(IMF)への返済を見送る公算が大きくなったギリシャのデフォルト懸念。日本をスタートにアジア株、欧州株と、大袈裟に言えば世界中の株価指数の下落がNYにも伝播しました。

 

日経平均:▼2.88%、上海総合:▼3.34%、香港:▼2.61%、独DAX:3.56%、仏CAC:3.74%、英FT:1.97%。

            

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、ギリシャ国債の格付けを「トリプルCマイナス」に1段階引き下げたと発表。

ギリシャがユーロ圏を離脱する確率を約50%と見込むなど、ギリシャ問題が一段と混迷するとの見方に拍車を掛けました。

 

投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所のボラティリティ・インデックス(VIX)
18.86(△34.5%)とおよそ5ヶ月ぶりの高水準。

プエルトリコの債務問題や軟調な中国株への不安も広がりました。

 

業種別S&P500種株価指数は全10業種が下落。取引終了にかけて売りの勢いが増しました。

 

ただ、この日全米不動産業者協会(NAR)から発表された5月の中古住宅成約指数は、112.6pt(前月比△0.9%)で、市場予想(△1.0%)は下回ったものの、5ヵ月連続で上昇。20064月以来、9年ぶりのの高水準でした。

 

 

NY外為市場で円は1㌦=122.54円~122.56円で、対前日東京比で△0.37円の円高でした。

 

 

WTIは1バレル=58.33㌦(▼1.3㌦、▼2.18%)、NY金先物は1オンス=1,177.9㌦(△5.8㌦)でした。

 

 

◆シカゴ日経平均先物は20,050円(▼805円)で、対大阪比で▼745円でした。

 

 

●今日の東京も弱い展開と思います。ある程度、マーケットは織り込んだという観方もありますが、75日の総選挙まで市場心理は当然不安定。

最悪のシナリオは、イタリア、スペインなど、南欧諸国にまで波及するのでは、という不安心理が増大する事。セーフティ・ネットは構築されているので、

極端な悲観にはならないと思いますが、投資家心理は一時的に一方に傾く傾向にありますので。

 

今日のレンジは、20,000円割れも一時的にあると観て、19,900-20,200円と観ます。

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