おはようございます。
●昨日の東証・日経平均株価は3日ぶりに反落し、8,434.61円(▼43.21円、▼0.51%)で引けました。
前日までの続伸で△300円強上げた反動で、目先の利益を確定する売りが幅広い銘柄に出ました。寄り付き前に発表された10月の鉱工業生産指数(速報値)は市場予想を上回る内容でしたが、海外要因による先行きの下振れ懸念から、好材料視する動きは限られました。
午後に入ると中国・上海株などアジア株式相場の軟調さが投資家心理を冷やし、日経平均も下げ幅を▼100円強に広げる場面もありました。
欧州連合(EU)が欧州金融安定基金(EFSF)の規模拡大策を決定しましたが、EFSFの規模拡大は1兆ユーロという当初の拡大目標に届かないと伝わり債務問題への懸念を後退させるほどの内容ではないとの観方も強く、この問題の深刻化は引き続き日本株市場にも影響中。
ただ米国のクリスマス商戦が好調な出足だった事から、ゲーム関連などは堅調。下値では輸出関連株にも押し目買いが入り、大引けにかけては下げ渋りました。
前日の日経平均が大引けにかけて急速に上げ幅を広げた事から、「30日も月末の株価水準を引き上げるお化粧買いが入るのでは」との思惑もあったようです。
東証1部の売買代金は1兆629億円と、12日ぶりに1兆円の大台を回復。MSCIなど株価指数の組み入れ銘柄変更に伴う売買で、大引けにかけて商いが膨らんだようです。
◆東京外為市場で円は1㌦=78.00円-78.02円で、対前日NY終値比で▼0.14円の円安でした。
●昨夜のNYは暴騰。
ダウ平均は3日続伸し12,045.68㌦(△490.05㌦、△4.2%)と約2週間ぶりに12,000㌦台を回復して終えました。上昇幅は2009年3月23日(△497.48㌦)以来の大きさでした。ナスダックは大幅反発し、2,620.34pt(△104.83pt、△4.2%)で終えました。上昇幅は8月11日(△111.63pt)以来の大きさでした。
*上昇要因は日米欧の主要6カ国・地域の中央銀行(日銀、FRB、欧州中央銀行、イングランド銀行、スイス国民銀行、カナダ銀行)が協調してドル資金を低利供給すると発表した事です。
国際金融市場の緊張が和らぎ、金融機関の資金調達環境が改善するとの期待から、米欧の銀行株が上昇。商品相場の上昇を受けて素材株や石油株も上げるなど、幅広い銘柄に買いが波及しました。
*また、同時に、中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率をほぼ3年ぶりに引き下げ(▼0.5%)、金融引き締め方向から金融緩和方向に転じた事も、中国や世界の景気を刺激するとして歓迎されました。急な発表で、ポジティブサプライズになりました。
*米経済指標の改善も好感されました。
雇用関連サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した11月の全米雇用リポートで、非農業部門の雇用者数(政府部門除く)が前月比△20万7千人で、市場予想(△13万人)を上回って増加。
11月のシカゴ購買部協会景気指数(PMI)も62.6(前月が58.4)と予想(58.4)以上に上昇。米景気の先行き不透明感が後退したとして、情報技術(IT)などを含む景気敏感株が買われました。
◆NY外為市場で円は1㌦=77.58円-77.60円で、対前日NY終値比で△0.42円の急騰でした。
◆WTIは4日続伸で100.36㌦(△0.57㌦)。NY金先物は3日続伸で1オンス=1,750.3㌦(△31.4㌦、△1.8%)でした。
◆シカゴ日経平均先物は8,640円(△195円)で、タイ大阪終値比で△220円でした。
◆今朝の外資系動向は、(売)1,210万株、(買)1,620万株、(差引)△410万株の買い越しです。
●今日の東京は当然大幅反発の見込み。11/14以来の8600円台は回復すると思います。ただ、上値は利益確定売りが出るでしょう。また、円がNYで急騰した事が気になります。あと、商いのボリュームが少ない事。(-.-)y-~
今日のレンジは、8,600円-8,700円と観ます。
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