マーケットの関心は金融不安懸念からFRBの政策金利動向にシフト~3/29(水)

おはようございます!

 

今日は、朝から夜まで大事なミーテイングがいくつかあり、マーケットコメントのみで失礼します。

 

今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!

 

●昨日28日(火)の東証・日経平均は小幅続伸、27,518.25円(△41.38円、△0.15%)で終えました。

13日(27,427.32円)以来半月ぶりの高値となり、上げ幅は△120円を超える場面も。

昨日朝予想のほぼ中値で終わりました。

 

東証株価指数(TOPIX)も続伸、終値は1,966.67pt(△4.83pt、△0.25%)でした。

 

米銀シリコンバレーバンク(SVB)の買い手が決まったことを受けて前日のNYで主要な銀行株で構成するKBWナスダック銀行株指数が△2.5%。

米銀破綻に端を発した金融システムへの過度な不安がいったん和らいだためで、東京でも朝方は金融株を中心に買いが先行。その流れで、景気敏感株も上昇。

 

もっとも、SVB破綻を巡っては米上院銀行委員会が28日から米連邦預金保険公社(FDIC)や米連邦準備理事会(FRB)高官らの公聴会を開くとあって、積極的に上値を追う動きは限られました。

また半導体関連など値がさの成長(グロース)株が売られたほか、28日の外国為替市場で円相場が円高・ドル安に振れたことも輸出関連銘柄を中心に重荷となり、日経平均は下落に転じる場面も。

 

日経平均はチャート上の25日移動平均(27,598円近辺)が上値抵抗となっているとの指摘がありました。

 

東証プライムの売買代金は概算で2兆3,613億円。売買高は10億5,418万株。

東証プライム市場の騰落数は、値上がり684銘柄(37%)に対し、値下がりが1,046銘柄(56%)、変わらずが106銘柄(5%)。

 

主な上昇銘柄:三菱UFJ、りそなHD、第一生命HDなどの金融株、前日にストップ高水準の買い気配で終えた岡三は2%で取引を終了。IHI、三菱重工

主な下落銘柄:ソフトバンクグループ(SBG)、東京エレクトロン、ソニーG、日本電産

 

◆東京外国為替市場で円は1㌦=131.15円~131.17円で、対前夜NY比で約△0.41円の円高でした。

 

※中国市場はまちまち。(香港:△1.10%、上海:▼0.18%)

 

●昨夜28日のNYは小幅に下落。

ダウ平均は4営業日ぶりに反落、32,394.25㌦(▼37.83㌦、▼0.11%)で終えました。

S&P500種株価指数も4営業日ぶりに反落、終値は3,971.27pt(▼6.26pt、▼0.15%)でした。

ナスダックは続落、11,716.081pt(▼52.755pt、▼0.44%)で終わりました。

 

金融システムを巡る過度な不安が後退するとともに、再びFRBの政策金利の動きが中止され始めています。

破綻したシリコンバレーバンク(SVB)などの引受先が確定、また米当局が必要に応じて米銀への支援拡充を検討する姿勢を示している事が安心感につながりました。

また信用不安による米銀の急激な貸し渋りが米景気悪化を招くとの懸念も和らぎ、景気敏感株を中心に買われました。ダウ平均は午前に120㌦近く上げる場面も。

 

ただ、前週末に3%台前半に低下していた米長期金利が一時、3.57%を付け、政策金利の影響を受けやすい2年債利回りも前週末の3%台後半から4%台に水準を切り上げた事で、

足元で上昇していたハイテク株やディフェンシブ株への売りが重荷となりました。ダウ平均は午後には▼130㌦あまり下げる場面も。

 

足元の米景気は底堅く、依然としてインフレも高止まりしていて、FRBの利上げ打ち止めや利下げへの転換が遠のくことを懸念する声がありました。

 

ただ投資家心理の好転を映し、ダウ平均の値動きは今週に入って落ち着いています。

高値と安値の差である値幅は255㌦と前週の平均(約500㌦)から半減。米株の変動性指数(VIX)も19.97ptと、不安心理が高まった状態とされる20ptを小幅に下回りました。

 

※コンファレンス・ボードによると、3月の消費者信頼感指数は104.2pt(前月比△0.8pt)と市場予想(△101.0pt)を上回りました。

※3月のリッチモンド連銀製造業景気指数は▼5pt(2月は▼16pt)と前月から改善。好不況の分かれ目である±0ptを3ヶ月連続で下回りましたが、市場予想(▼10pt)を大きく上回りました。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=130.86円~130.89円で、対前日東京比で約△0.28円の円高でした。

◆WTIは中国のエネルギー需要拡大への期待感を背景に続伸、1バレル=73.20㌦(△0.39㌦、△0.53%)でした。

◆NY金先物はドル下落に伴う割安感などを支えに買い戻され、3営業日ぶりに反発、1オンス=1,973.5㌦(△19.7㌦、△1.00%)でした。

◆シカゴ日経平均先物は27,230円(▼75円)で、対大阪比で▼60円でした。

 

※欧州はのきなみ小幅に上昇。(英FT:△0.16%、独DAX:△0.09%、仏CAC:△0.14%)

 

●今日の東京はNYでハイテク株が下落した事(SOX:▼0.85%)から半導体関連株への売り圧力が強まり、全体に冴えない動きになるでしょう。

ただ、きょうは配当の権利付き最終日のため配当取り狙いの買いも見込まれ、下値を支えるとみられています。

今日のレンジは27,300円~27,600円と観ます。

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