CPI発表で世界のマーケットはまちまちの動き~世界を動かすFRB高官も意見が割れました~2/15(水)

おはようございます!

 

昨日の消費者物価指数発表を受けて米国FRBの理事が発言していましたが、今後の金融政策について意見が割れています。

・リッチモンド連銀のバーキン総裁は、1月の消費者物価指数は予想通りで、インフレ正常化が進も、鈍化は緩やか。今後の政策は経済データ次第・・・中立かな?

・ダラス連銀のローガン総裁は、タカ派! 従来予想よりも長期に渡って利上げを続ける必要あり!と、大きなジェスチャーを交えて主張していました。

ちょっと怖いおばちゃん、という印象でした。(笑)

・フィラデルフィア連銀のハーカー総裁はハト派。利上げの必要性はまだ終わっていないが、終わりに近づいている。(年内で利上げ終了、という印象でした。

 

どうなりますかね?

 

今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!

 

●昨日14日の東証・日経平均は反発、27,602.77円(△175.45円、△0.64%)で終えました。

昨日朝予想(27,400円~27,800円)どおりの動きで、終値はほぼ中値。

ハイテク・半導体株を中心に買いが入り、シカゴ先物(27,700円)に近い27,705円で寄り付き、ほぼそこが高値で、買い一巡後は戻り待ちの売りが支配しました。

 

東証株価指数(TOPIX)も反発、終値は1,993.09pt(△15.42pt、△0.78%)と2022年11月22日(1,994.75pt)以来、約2ヶ月半ぶりの高値でした。

 

1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を日本時間の今夜に控え、投資家は次第に様子見姿勢に。

円相場が1㌦=131円台後半と円安・ドル高進行が一服し、円安が企業収益を押し上げる自動車株などの売りを促したことも重荷。

 

またこの日、政府は黒田東彦総裁の後任に経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏を日銀総裁に充てる人事案を国会に提示しましたが、

すでに報道で伝わっていたため材料視する向きは限定的。

ただ市場では植田氏の金融政策に対する姿勢を見極めたいという雰囲気。

 

ただ米CPIがインフレ鈍化を示すとの期待からハイテク株が買われ、

東京エレクトロンなど半導体関連の一部に買いが入り、相場を押し上げました。

 

東証プライムの売買代金は2兆4,260億円。売買高は10億1,953万株。

東証プライム市場の騰落数は、値上がり1,458銘柄(79%)に対し、値下がりが330銘柄(17%)、変わらずが48銘柄(2%)。

 

主な上昇銘柄:東京エレクトロン、SUMCO、信越化学、日本製鉄、JFE、神戸鋼、鹿島、大塚HD

主な下落銘柄:ヤマハ発動機、IHI、リクルート、日本製鋼

 

◆東京外国為替市場で円は1㌦=132.06円~132.08円で、対前夜NY比で約△0.22円の円高でした。

 

※中国市場はまちまち。(香港:▼0.23%、上海:△0.27%)

 

●昨夜14日のNYはまちまち。

ダウ平均は3営業日ぶりに反落、34,089.27㌦(▼156.66㌦、▼0.45%)で終えました。

S&P500種株価指数の終値も3営業日ぶりに反落、終値は4,136.13pt(▼1.16pt、▼0.02%)でした。

一方、ナスダックは続伸、11,960.145pt(△68.356pt、△0.57%)で終わりました。

 

注目されていた1月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率は、市場予想(6.2%)より上昇したものの、前年同月比6.4%で7ヶ月連続鈍化。

エネルギーと食品を除くコア指数も、市場予想(5.5%)より上昇したものの前年同月比5.6%(12月は5.7%)と鈍化。

一方、前月比では消費者物価指数は△0.5%で、改定された昨年12月(△0.1%)より上昇。コア指数は0.4%(市場予想:0.4%)で昨年12月と同じ。

前年同月比と前月比で強弱判断が分かれる結果となりましたが、FRBの政策金利の高止まりが意識され、長期金利は一時3.79%まで上昇。

昼前にはダウ平均の下げ幅は▼400㌦を超える場面がありました。

 

ただ午後にかけてダウ平均は下げ渋り。

CPIの上振れが想定内との受け止めが一部にあったうえ、前年同月比の上昇率は22年6月をピークに低下が続いている事に改めて注目する投資家も。

またFRBの金融引き締めのスタンスを変えるほどではないとの見方もあって、下値では株買いが入ることになりました。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=133.11円~133.12円で、対前日東京比で約△1.05円(△0.80%)の急騰(円安)でした。

◆WTIは米戦略石油備蓄(SPR)の追加放出で需給が緩むとの見方を背景に3営業日ぶりに反落、1バレル=79.06㌦(▼1.08㌦、▼1.35%)でした。

◆NY金先物は、米長期金利の上昇を嫌気した売りとドル軟化に伴う買いが交錯してほぼ横ばい、1オンス=1,865.4㌦(△1.9㌦、△0.20%)でした。

◆シカゴ日経平均先物は27,745円(△45円)で、対大阪比で△125円でした。

 

※欧州はものきなみ大幅上昇下落まちまち。(英FT:△0.08%、独DAX:▼0.11%、仏CAC:△0.07%)

 

今日の東京はナスダックの上昇とSOX指数が△2.10%と上昇しており、底堅い動きと思います。

もちろん、円急落も株式市場にとっては追い風。ただ、午後にかけてNYの時間外取引に注意ですね。

今日のレンジは27,600円~27,850円と観ます。

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