おはようございます!
昨今、株主優待制度が廃止の方向にあるようですね。
この制度、2022年9月時点で全上場企業の約4割に当たる1463社が実施しています。
2021年に廃止した企業は46社でしたが、2022年は67社。
そもそも、株主優待は個人投資家を増やす、すなわち安定株主になってもらうためでした。
東証上場に必要な株主数を確保する、という意味合いも大きい理由でした。
野村IRに奉職していた時、発行していた株主優待の本が人気だった事を思い出します。
ただ、これは機関投資家にとっては意味がなく「優待する資金があるなら、配当に回せ」という声が大きいのです。
また、発行企業にとっても、機関投資家等に対して株主価値の平等化のために制度維持の説明とかが困難。
また、東証が一部、二部からプライム、スタンダード、グロースに市場区分変更が行われた事に伴い、必要な株主数の要件が緩和されました。
それで個人投資家を集める必要性が低下したため、あまり株主優待を使う意味が薄れてきているという事情があります。
更には、個人株主の家庭に送付する手間暇・コスト、特に郵送料が馬鹿になりません。
という事で、株主優待は廃止していく方向になるでしょう。
ちょっと残念ですが。
今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!
●週明け13日の東証・日経平均は反落、27,427.32円(▼243.66円、▼0.88%)で終えました。
昨日朝予想下限(27,400円)に27円上で終わりましたが、場中の値動きは27,570円~27,266円と、予想よりかなり下で動いていました。💦
東証株価指数(TOPIX)は7営業日ぶりに反落、終値は1,977.67pt(▼9.29pt、▼0.47%)でした。
前週末の米長期金利の上昇を受けて半導体関連などハイテク株を中心に売りが優勢でした。半導体関連を巡っては米中関係の悪化が再びリスク要因として意識されたとの事。
東京エレクトロンが大幅安となり、1銘柄で日経平均を▼70円ほど押し下げました。
また1月の米消費者物価指数(CPI)の公表を翌日に控えて、インフレ高止まりを警戒して、ポジション調整の動きも。
米中対立の激化を意識した香港ハンセン指数が下落し、その動きに伴って下げ幅を▼400円超に広げる場面がありました。
ただ短期筋の売りが一巡した午後は様子見ムードも広がり、更なる売込みとはならず。
日銀の金融緩和策の修正観測がくすぶるなか、メガバンクや地銀株には買いが優勢。
東証プライムの売買代金は2兆6,670億円。売買高は11億5,925万株。
東証プライム市場の騰落数は、値上がり583銘柄(31%)に対し、値下がりが1,181銘柄(64%)、変わらずが72銘柄(3%)。
主な下落銘柄:東京エレクトロン、ファストリテイリング、資生堂、オリンパス、ソニーG
主な上昇銘柄:ホンダ、セコム、コムシスHD、日揮HD
◆東京外国為替市場で円は1㌦=132.12円~132.14円で、対前夜NY比で約▼0.70円(▼0.53%)の急落(円安)でした。
※中国市場はまちまち。(香港:▼0.12%、上海:△0.72%)
●週明け13日のNYは大幅上昇。
ダウ平均は続伸、34,245.93㌦(△376.66㌦、△1.11%)と1月12日(34,302.61㌦)以来、1ヶぶりの高値で終えました。
S&P500種株価指数は大幅続伸、終値は4,137.29pt(△46.83pt、△1.14%)でした。
ナスダックは4営業日ぶりに反発、11,891.789pt(△173.669pt、△1.48%)で終わりました。
上昇要因は、14日に発表される1月の米消費者物価指数(CPI)で、インフレ鈍化が示されるとの期待。
1月のCPIは前月比では△0.4%~△0.5%の上昇が市場で見込まれています。前年同月比では△6.2%上昇と、伸び率は昨年12月(△6.5%)から縮小すると予想されています。
そうなると、インフレが収まり始めたと観られ、FRBによる利上げ停止が近いとの見方が強まります。
ニューヨーク連銀が13日に発表した1月の消費者調査で、3年先の予想物価上昇率が△2.7%(中央値)と2年3ヶ月ぶりの低水準となり、
投資家のインフレ鈍化への期待を後押ししたとの指摘がありました。
米長期金利の上昇が一服した事も、相対的な割高感が薄れた高PER(株価収益率)のハイテク株の買いを誘い、マイクロソフトは△3%。消費関連も買われました。
◆NY外為市場で円は1㌦=132.28円~132.29円で、対前日東京比で約▼0.16円の円安でした。
◆WTIはロシアによる原油減産計画の報が改めて強材料視され続伸、1バレル=80.14㌦(△0.42㌦、△0.53%)でした。
◆NY金先物は米インフレ指標の発表を控えた警戒感から追随売りが出て3営業日続落、1オンス=1,863.5㌦(▼11.0㌦、▼0.58%)でした。
◆シカゴ日経平均先物は27,700円(△115円)で、対大阪比で△260円でした。
※欧州ものきなみ上昇。(英FT:△0.82%、独DAX:△0.58%、仏CAC:△1.11%)
●今日の東京はNY高、円安で、上昇して始まり、特にハイテク株が堅調に推移すると観られています。
とりあえず、シカゴ(27,700円)を意識して上昇するでしょう。
ただ、今晩に米国CPIが発表されますので、上昇後は一服、様子見に移行すると思います。
今日のレンジは27,400円~27,800円と観ます。
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