おはようございます!
総務省が22日発表した6月の全国消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合指数が101.7と前年同月比△2.2%上昇。
黒田日銀がこの10年間、目標としていた物価△2%上昇が、やっと実現したのですが・・。
原材料高が進むなか価格転嫁が進んでいる事を示しているので、それはそれで良いとして、
このままでは、給与・所得水準に転嫁できていないままの物価高、という最悪なシナリオになる可能性も。
来年半ばに黒田総裁は日銀を勇退されるでしょうが、
安倍政権の8年を超えた10年間の任期で彼が証明できたのは、金融政策だけでは景気も経済も保たない、という事。
仕方ないですが、その時の円と日本の金利がどうなっているか、今から心配です。
週末も、怒らず、恐れず、悲しまず!
●週末22日(金)の東証・日経平均は7日続伸、27,914.66円(△111.66円、△0.40%)で終えました。
7日続伸は3月(14日~23日)以来で、6月9日(28,24.53円)以来の高値水準。
昨日朝予想上限(27,980円)まで65円強まで迫りました。
東証株価指数(TOPIX)は4日続伸、終値は1,955.97pt(△5.38pt、△0.28%)でした。
朝方は軟調な展開。
日経平均は直近6営業日で△1,400円ほど上昇しており、国内で新型コロナウイルスの感染が急拡大している事や、
前日に欧州中央銀行(ECB)が△0.5%の利上げをした事から、利益確定や戻り待ちの売りが出て一時▼100超に。
上昇に転じたのは 前日に好決算を発表した銘柄に買いが優勢となったため。
海運大手三社が21日、2023年3月期(今期)の連結業績見通しを上方修正して大幅高。
また米長期金利が低下し、NYでハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇した事を受け、半導体関連株や電子部品関連に買いが入りました。
また前夜のNYのWTIが大幅下落した事も好感されました。
円安進行から輸出企業を中心に業績改善が高まっている事が海外投資家にとって強気になれるという見方も。
東証プライムの売買代金は2兆6,252億円。売買高は9億9,386万株。
東証プライム市場の騰落数は、値上がり1,014銘柄(55%)に対し、値下がりが712銘柄(38%)、変わらずが112銘柄(6%)。
主な上昇銘柄: 郵船、商船三井、川崎汽船の海運御三家。ファストリテイリングは連日で年初来高値更新。
東京エレクトロン、アドバンテスト、京セラ、リクルート、キーエンス。
主な下落銘柄: ホンダ、第一三共、東京海上
◆東京外国為替市場で円は1㌦=137.57円~137.59円で、対前夜NY比で▼約0.19円の円安でした。
※中国市場はまちまち。(香港:△0.16%、上海:▼0.06%)
●週末22日のNYは4営業日ぶりに反落。
ダウ平均は31,899.29㌦(▼137.61㌦、▼0.42%)で終えました。
SP500種株価指数の終値は3,961.63pt(▼37.32pt、▼0.93%)でした。
ナスダックは11,834.112pt(▼225.497pt、▼1.86%)で終わりました。
米長期金利は朝方に一時、前日比▼0.09%低い(債券価格は高い)2.78%と2週間ぶりの水準まで低下。
金利が上昇すると割高感が意識されやすいハイテク株の買いにつながったものの、続きませんでした。
市場予想を下回る四半期決算を発表した一部ハイテク株の急落が相場全体に波及。
また欧米の景気悪化を示す経済統計の発表を受け、リスク資産である株式を売る動きが強まりました。
・この日S&Pグローバルが発表した7月の総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)の米国の総合指数は市場予想(52.4pt)を下回り、47.5pt(前月比▼4.8pt)と4ヶ月連続で低下。
好不況の分かれ目になる50を割り込みました。
・またユーロ圏の7月のサービス部門購買担当者指数も3ヶ月連続で低下し、市場予想(51.0pt)を下回り、49.6pt(前月比▼2.5pt)と50ptを割り込みました。
インフレの高止まりが消費などを抑え、欧米の景気後退入りが近づいているとの懸念が強まり、ダウ平均の下げ幅は▼300㌦を超える場面も。
ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、21日夕に発表した2022年4~6月期決算が市場予想を下回った写真・動画共有アプリのスナップは前日比▼40%と急落。
広告事業を巡る懸念から来週に四半期決算の発表を控えるネット検索のアルファベットは▼6%、交流サイト(SNS)のメタプラットフォームズは▼8%とそれぞれ大きく売られ、
投資家心理の悪化に繋がりました。
◆NY外為市場で円は1㌦=136.05円~136.08円で、対前日東京比で約△1.51円(△1.10%)の急と(円高)でした。6/21(NY)以来の136円台です。
◆WTIは世界的な景気減速懸念やリビアの供給再開などを背景続落、1バレル=94.70㌦(▼1.65㌦、▼1.71%)でした。中心限月の清算値ベースでの95ドル割れは4月上旬以来約3ヶ月ぶり。
◆NY金先物は米長期金利の低下やドル下落を手掛かりに続伸、1オンス=1,727.4㌦(△14.0㌦、△0.81%)でした。
◆シカゴ日経平均先物は27,640円(▼225円)で、対大阪比で▼250円でした。
※欧州は小幅ながらのきなみ上昇。(英FT:△0.08%、独DAX:△0.05%、仏CAC:△0.25%)
さて、来週のマーケットは・・・?
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