おはようございます!!
北海道に帰省していましたので、2日遅れのマーケットコメントになります。
この2日間のニュースとしては、イギリスのジョンソン首相が辞意を表明した事が、ウクライナとのイギリスの関係から最大のニュースと思われましたが…。
とにかく、7日・木曜日のマーケットコメントを。
●一昨々日・7日(木)の東証・日経平均は反発、26,490.53円(△382.88円、△1.47%)で終えました。
東証株価指数(TOPIX)も反発、終値は1,882.33pt(△26.36pt、△1.42%)でした。
前日に公表された6月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容が一段の金融引き締めに積極的な内容ではなく、
パウエル議長のこれまでの発言に概ね沿った内容。
安心感からNYが上昇、それを受けて東京も朝から買いが先行、経平均の上げ幅は△400円を超える場面も。
このところ下げの目立っていた半導体関連や、医薬や通信、食品といったディフェンシブ株が物色されました。
前日に好決算を発表したイオンは大幅高。
半面、鉄道や百貨店の下げが目立ちました。政府が7月前半に予定していた旅行支援策「県民割」の全国拡大を延期する調整に入ったと伝わり、
経済再開への期待から買われていた銘柄に売りが出ました。
国際商品の価格が下がる中で石油や海運なども下落。
東証プライムの売買代金は2兆9,922億円。売買高は12億7,895万株。
東証プライム市場の騰落数は、値上がり1,380銘柄(75%)に対し、値下がりが403銘柄(22%)、変わらずが55銘柄(3%)。
主な上昇銘柄:イオンの他、東京エレクトロン、ファナック、リクルート、KDDI、トヨタ、塩野義、キッコーマン
主な下落銘柄:三越伊勢丹、JR東海、郵船、ENEOS
◆東京外国為替市場で円は1㌦=136.12円~136.14円で、対前夜NY比で▼0.18円の円安でした。
※中国市場も上昇。(香港:△0.26%、上海:△0.26%)
●一昨々夜・7日(木)NYは上昇。
ダウ平均は続伸、31,384.55㌦(△346.87㌦、△1.11%)で終えました。
SP500種株価指数は4営業日続伸、終値は3,902.62pt(△57.54pt、△1.49%)でした。
ナスダックも4営業日続伸、11,621.346pt(△259.494pt、△2.28%)で終えました。同指数が4日続伸するのは3月半ば以来。
前日に米連邦準備理事会(FRB)が発表した6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が「想定内の内容だった」との見方から、
景気敏感株とハイテク株を中心に買われた流れが続きました。
要するに、FRBの積極的な金融引き締めによる景気減速はある程度織り込まれたとの見方が支配的に。
前日に3ヶ月ぶりに、1バレル=95㌦台と3カ月ぶりの安値を付けた米原油先物が急反発し、102㌦台で終えました。これを好感してエネルギー株が買われ、相場上昇を支えた。
また、中国が景気対策として巨額のインフラ投資に動くとの観測も市場心理を強気にさせました。
ブルームバーグ通信がこの日、「中国政府はインフラ投資加速へ向け、地方政府の2,200億㌦相当の特別債発行を許可する」と報道。
これを好感して欧州株が上げ、米国株にも買いが波及したとの指摘がありました。
インフラ投資の恩恵を受けやすい建機のキャタピラーが△5%高で終え、ダウ平均の構成銘柄で最高の上昇率。景気敏感株であるボーイングやダウも高い。
景気懸念から前日に一時2.74%まで下げた米長期金利が3%台を回復する場面があり、利ざや縮小に歯止めがかかるとの期待から、JPモルガン・チェースなど金融株も上昇。
ハイテク株を買い直す前日までの流れも続き、アップルとセールスフォースが買われました。
※8日発表の6月の米雇用統計ですが、非農業部門雇用者数は市場予想で前月比△25万人と5月(△39万人)から減速する見込み。
予想通りか小幅に下振れすれば、労働市場の過熱が和らいだサインと受け止められ、株買いが強まるとの見方も買いの誘因。
この日発表された2つの雇用関係のニュースです。
- 先週の新規失業保険申請件数は、5万件(前週比△0.4万件)で市場予想(23.0万件)を上回りました。
- チャレンジャー・グレイ&クリスマスが発表した6月の人員削減数が3万2,517人(前月比△0%)前年比では△58%で、2021年2月以来の高水準。
FRBによる金融引き締めによる景気後退懸念から、労働需要が鈍化し始めた可能性を指摘する声があります。
良い話ではないのですが、これにより、金融引き締めが早期に終わる期待感がこの日の株式相場を押し上げた要因の一つである事は間違いありません。
◆NY外為市場で円は1㌦=135.98円~136.03円で、対前日東京比で約△0.12円の円高でした。
◆WTIは3営業日ぶりに大幅反発、1バレル=102.73㌦(△4.20㌦、△4.26%)でした。
◆NY金先物は8営業日ぶりに反発、1オンス=1,739.7㌦(△3.2㌦、△0.18%)でした。
◆シカゴ日経平均先物は26,650円(▼15円)で、対大阪比で△160円でした。
※欧州ものきなみ上昇。(英FT:△1.14%、独DAX:△1.97%、仏CAC:△1.60%)
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