結局、FRBのタカ派姿勢を評価してNYは暴落~世界は再び2つに分断されるでしょうが、個人としては自分の世界を生きるしかない~5/6(金)

おはようございます!

 

連休も終わりが見えてきました。

各地の人出は新型コロナウィルス感染前にほぼ戻ったようで、それはめでたい。

しかし、ウクライナ情勢から一気に世界は準戦時体制に移行した感じ。

 

これは、昭和31年(1956年)生まれの私にとっては、またか・・。という感覚です。

ケネディvsフルシチョフのキューバ危機、トンキン湾事件から始まるベトナム戦争、

要するに冷戦時代です。約80年続きましたね。

しかし、現在との違いは、「核の傘」に対する妙な信頼感があった事と、当時は第三国であった中国には関心を持つ必要が無かった事。

また、イスラム教(に関わる国や民族)の存在感が不気味に陰を落としている事。

 

これからの日々、世界はまた大きく二分されるでしょう。

しかし、世界がどうなるにせよ、

一人の人間としては、自分の周りの小世界をどう生きるか、それしかないですね。

今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!

 

昨夜5日のNYは4営業日ぶりに反落、暴落と言って良い大幅下落でした。

ダウ平均は32,997.97㌦(▼1,063.09㌦、▼3.12%)で終えました。下落幅は2020年6月11日(▼1,861.82㌦・・・史上4番目の下げ幅)以来ほぼ2年ぶりの大きさ。

SP500種株価指数終値は4,146.7pt(▼153.30pt、▼3.56%)でした。

ナスダックは12,317.691pt(▼647.165pt、▼4.99%)で終わり、4月29日(12,334.64pt)に付けた年初来安値を更新。下落率は20年6月11日(▼5.26%)以来の大きさ。

 

この日はインフレ懸念を強める材料が相次ぎました。

米原油先物相場は朝方に1バレル=111ドル台と3月以来の水準に上昇。

5日朝発表の2022年1~3月期の米労働生産性が前期比年率▼7.5%低下し、低下率は1947年以来の大きさでした。(労働生産性の低下はインフレを加速させます。)

また、英中央銀行のイングランド銀行が、10~12月期の物価上昇率が△10%を超えるとの見通しを示しました。

 

FRBのパウエル議長は前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で△0.75%の大幅な利上げに消極的な姿勢を示したため、急激な利上げ観測が後退。

そのため前日の米株式市場は急騰しましたが、マーケットは議長の0.75%利上げへの消極的発言のみに強く反応したと言えます。

しかし、議長会見は全体的にはインフレを強く警戒するなどタカ派色が強かったわけで、この日は改めて巻き戻した感じ。

 

要するに、通常の2倍にあたる△0.5%の利上げは当面続くうえ、インフレが落ち着かない限り金融引き締めは続くとの見方が市場で再燃し、

債券市場では長期金利が一時3.10%と2018年11月以来3年ぶりの高水準を付けました。

長期金利が上昇すると相対的な割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株が売られました。

またインフレが消費意欲を冷やすとの見方から消費関連株にも売りが膨らみました。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=130.13円~130.16円で、対前日NY比で▼1.06円(▼0.82%)の急落(円安)でした。

◆WTIはEUのフォンデアライエン欧州委員長が前日にロシア産石油輸入を年内に禁止する方針を表明、

また「OPECプラス」がオンライン・閣僚級会合で大幅増産見送りで合意した事から続伸、1バレル=108.26㌦(△0.45㌦、△0.42%)でした。

◆NY金先物は前日と逆に米金利上昇とドル下落から反発、1オンス=1,875.7㌦(△6.9㌦、△0.37%)でした。

◆シカゴ日経平均先物は26,735円(▼690円)で、対2日大阪比で▼75円でした。

 

※中国市場はまちまち。(香港:▼0.36%、上海:△0.67%)

※欧州もまちまち。(英FT:△0.13%、独DAX:▼0.49%、仏CAC:▼0.43%)

 

●今日の東京は(2日から)続落でしょう。連休中にNYが乱高下しており、結局昨夜のNYはFOMC前より低い水準になってしまいました。

週末でもあり、米雇用統計も控えていますから、買いの手は伸びないと思います。

今日のレンジは26,300円~26,700円と観ます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)