おはようございます!
今回の知床観光事故の当事者である運航会社「知床遊覧船」は、2年半前から船長ら従業員が半減していたとの事。
その時点でもう、今日の事件の芽がでていましたね。
そういう会社、多いかもしれません。
メリルリンチ在籍していた時の上司から、「作為の契機」という小論文を紹介された事があります。
鮮明に覚えているのは、大きな事件が起きるときには、必ず前触れがある。
一見、無関係に思えるけど実はその大事件の火種になっている事。
たとえば「大塩平八郎の乱」と「明治維新」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A1%A9%E5%B9%B3%E5%85%AB%E9%83%8E%E3%81%AE%E4%B9%B1
これは、明治維新とは直接は関わりが無いように思えますが、実はこの頃には社会不安・不満が顕現し、維新回転の下地になったのです。
もっとも、徳川幕府の社会全体が閉塞していましたから、当時の幕閣で優秀な人が数人いても、大勢は代えられなかったでしょう。
しかし現在の会社経営では、トップの英断でどうとでもなる。
もちろん、能吏が必要で、その人に任せられるかどうか。
凡人の経営者では無理でしょうね。
まず、自分の我が強すぎる。
そして心地良い言葉に弱い。
現実を観ている(つもり)で観ていない。
その結果、目が濁り、耳が聞こえなくなっている。
正当な反論には感情で対するようになる。
・・貴兄のまわりにもいませんか?(笑)
さて、少なくとも私のまわりだけでも憂き世を浮き世に替えるために、
今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!
●昨日26日(火)の東証・日経平均は3営業日ぶりに反発、26,700.11円(△109.33円、△0.41%)で終えました。
反発上昇と観た昨日朝予想レンジ(26,500円-26,900円)のちょうど中値!(^^v
東証株価指数(TOPIX)も3営業日ぶりに反発、終値は1,878.51pt(△1.99pt、△0.11%)でした。
前日のNYで長期金利の低下を受けてナスダック市場などでハイテク株が買い直された流れを受け継ぎました。
日経平均は前日までの2営業日で▼1,000円近く下げており、バリュエーション(投資尺度)面で割安感が意識されやすい水準。
自律反発狙いの買いも入り、日経平均の上げ幅は一時△200円を超えました。
しかし、買い一巡後は伸び悩みが目立ち、日経平均は前日終値近辺まで上げ幅を縮める場面も。
米国の金融引き締めや中国の新型コロナウイルス対策の都市封鎖(ロックダウン)で、世界景気が減速するとの懸念は根強く、
企業の今期業績見通しが例年以上に保守的な内容になるとの見方もあります。
東証プライムの売買代金は2兆5,854億円。売買高は10億3,450万株。
東証プライム市場の騰落数は、値上がり1,105銘柄(60%)に対し、値下がりが659銘柄(35%)、変わらずが74銘柄(4%)。
主な上昇銘柄: ソフトバンクグループ(SBG)、エムスリー、アドバンテスト、JR東日本、小田急、サッポロHD
主な下落銘柄: 住友鉱山、DOWA,任天堂、中外製薬、T&D
◆東京外国為替市場で円は1㌦=127.88円~127.90円で、対前夜NY比で約△0.25円の円高でした。
※中国市場はまちまち。(香港:△0.32%、上海:▼1.43%)上海は連日で年初来安値を更新。
●26日のNYは3市場とも大幅反落。ダウ平均は33,240.18㌦(▼809.28㌦、▼2.38%)と3月14日(32,944.19㌦)以来の安値で終えました。
SP500種株価指数の終値は4,175.20pt(▼120.92pt、▼2.81%)で、やはり3月14日(4173.11pt)以来の安値でした。
ナスダックは12,490.743pt(▼514.109pt、▼3.95%)で、3月14日に付けた年初来安値(12,581.220pt)を更新し、
2020年12月4日(12,464.232pt)以来の安値で終えました。下落率は今年最大。
下落要因は、下記2点。
①新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中国がロックダウン(都市封鎖)を拡大する可能性への警戒
ハイテク株比率が高い中国では上海市に続いて北京市にもロックダウンが及ぶとの警戒感が高まっており、
供給網への悪影響や経済活動の停滞が業績の重荷となるとして、中国売上高比率が高いスポーツ用品のナイキが▼6%、航空機のボーイングが▼5%下落。
②高インフレに対応するために米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めペースを速めることへの警戒
急激な引き締めが米景気を冷やすとの懸念から、クレジットカードのビザなど消費関連銘柄が下落。
決算を控えた売りに加え、金融引き締め局面で高PER(株価収益率)銘柄の割高感が強まりやすいことからハイテク株の売りも目立ち、マイクロソフトとアップルがともに▼4%下落。
またこの日朝に発表した22年1~3月期決算で、供給制約が今後の業績の下振れ要因になると指摘した工業製品・事務用品のスリーエム(3M)は▼3%。
ダウ平均は引けにかけて下げ幅を拡大し、この日の安値圏で終えました。指数を構成する30銘柄がすべて下落。
ダウ平均の構成銘柄以外では電気自動車のテスラが▼12%と急落。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が短文投稿サイトのツイッター買収でテスラ株を売却して資金を調達するとの臆測が売りを誘いました。
※3月の新築住宅販売件数は年換算で76.3万戸(前月比▼8.6%)で市場予想(76.5万戸)に届かず、3ヶ月連続でマイナスでした。
住宅ローン金利が大幅上昇だった事と、販売価格中央値が43.67万ドル(前年比△21.4%)だった事が響きました。
※4月の消費者信頼感指数は107.3pt(▼0.3pt)で市場予想(108pt)をわずかに低下。ただ期待指数は77.2pt(△0.5pt)でわずかに上向きました。
高額商品を買う意欲がやや上向いたと分析されています。
◆NY外為市場で円は1㌦=127.22円~127.25円で、対前日東京比で約△0.65円(△0.50%)の急騰(円高)でした。日銀が円買い介入に入るのでは、という憶測も。
◆WTIは安値拾いの買いや供給不安を背景として3営業日ぶりに反発、1バレル=101.70㌦(△3.16㌦、△3.21%)でした。
◆NY金先物は5日続落の反動から安値拾いの買いで反発、1オンス=1,904.1㌦(△8.1㌦、△0.43%)でした。
◆シカゴ日経平均先物は26,065円(▼730円)で、対大阪比で▼585円でした。
※欧州はまちまち。(英FT:△0.08%、独DAX:▼1.20%、仏CAC:▼0.54%)
●今日の東京はナスダック総合が4%近く急落した流れを受け、全面的に売りが先行するとみられています。
日経平均は心理的節目の26,000円を下回る可能性があります。
今日のレンジは25,950円-26,450円と観ます。
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