おはようございます!
昨日は東京外為市場で円が一時1㌦=129.43円まで下落。しかしその後128.66円、そして昨夜のNYでは127.88円(前日東京終値比△0.60%)と急上昇。
3月1日から昨日高値まで、1か月半で▼15円の円安です。この勢いで行くと、6月には1㌦=155円まで行くトレンドになります。
日米両国の金融政策の違いと日本の国際収支力の差(日本の悪化)を考えるとあながち否定もできないのですが、
ここで考えたいのは、円がいわゆる安全通貨だったという事。
この「安全」という意味には、国際紛争からの安全という意味も含まれていました。
しかし、ウクライナという遠い地域の紛争が中露という地政学的近距離の脅威に置き換わっています。
そうすると、じゃあ、世界の安全通貨は何?というとやはり$(㌦)になってしまうんですよね。
ホント、昨年末まで、いや、今年年初までは考えられない事でした。
もちろん、最近の円の急落(㌦の急騰)は、投機資金の動きがあります。
それに対抗するための日本のTOPの発信がまたお粗末。
・政府は「悪い円安」と発言。(鈴木財務大臣)・・リチャード・クーの「良い円高・悪い円高」の援用かよ!(-.-)y-~
・それに対して日銀・黒佐総裁は「円安は日本経済にとって良い事」って、自らの金利安政策を擁護する発言。
円の動向に対する情報発信がバラバラ。
これでは「政府・日銀からの介入は無い」と観られて投機の小鬼たちにはつけ入れられるだけ。
もっとも、過去の円高抑制の時に日本の単独介入え成功した事はありません。
効果があったのは必ずアメリカを巻き込んだときだけ。
しかし、今、アメリカは戦時でもありまた、国内のインフレ抑制をしたい米国は円高(ドル安)のために協力する筈がありません。
・・・ですから、トレンドは円安方向と、筆者は観ます。
目途については・・また今度。(・∀・)σ ヾ(・・)ォィォィ、
東京地方、穏やかな春の朝ですが、夜には雨とか。
傘を持って出かけなければ。
では、今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!
●昨日20日の東証・日経平均は続伸、27,217.85円(△232.76円、△0.86%)と、2週間ぶりの高値で終えました。
昨日朝予想レンジ(26,950円~27,300円)のほぼ中値。
東証株価指数(TOPIX)も続伸、1,915.15pt(△19.45pt、△1.03%)でした。
昨日朝予想どおり、前日のNYの上昇と外国為替市場での円安・ドル高進行が追い風。
日経平均は午前に上げ幅を△400円超に広げました。
2002年4月以来、20年ぶりに1㌦=129円台まで円安・ドル高が進んだ事から、
トヨタ、ホンダ、デンソーなど自動車株には輸出採算の改善を期待した買いが集まりました。
ただ円安・ドル高は輸入物価の高騰につながるとの見方から上昇一服、様子見に移り、
日経平均は上げ幅を縮める場面も。
供給網混乱の影響が長期化するとの懸念もあり、これからの決算シーズンで企業が示す業績見通しは慎重な内容になるという見方も多いようです。
東証プライムの売買代金は2兆6,945億円。売買高は11億4,654万株。
東証プライム市場の騰落数は、値上がり1,267銘柄(68%)に対し、値下がり521銘柄(28%)、変わらずが51銘柄(2%)
主な上昇銘柄: トヨタ、ホンダ、デンソー、ファストリテイリング、テルモ、セブン&アイ、リクルート
主な下落銘柄: 東京エレクトロン、アドバンテスト、NTTデータ、TDK
◆東京外国為替市場で円は1㌦=128.65円~128.67円で、対前夜NY比で約△0.77円
(△0.60%)の急騰(円高)でした。ただし、午前中には1㌦=129.43円まで急落しました。
※中国市場は大幅下落。(香港:▼0.39%、上海:▼1.34%)
●昨夜20日のNYはまちまち。ダウ平均は続伸、35,160.79㌦(△249.59㌦、△0.71%)で終えました。
SP500種株価指数は小幅反落、終値は4,459.45pt(▼2.76pt、▼0.06%)でした。
ナスダックは大幅反落、3453.065pt(▼166.592pt、▼1.22%)で終わりました。
企業決算がマーケットを上下させましたが、インフレの高止まりや米金融引き締めの中でも景気や企業業績は底堅いとの見方が買いを後押し。
市場予想を上回る四半期決算を発表した銘柄が買われ、上昇をけん引。
19日夕に発表した2022年1~3月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回ったIBMが△7%上昇。
20日朝に市場予想を上回る増収増益決算を発表した日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は△3%上昇。
この2銘柄でダウ平均を△88㌦程度押し上げました。
また、ヘルスケアなどディフェンシブ株への買いも目立ち、ドラッグストラのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンス、医療保険のユナイテッドヘルス・グループが高い。
飲料のコカ・コーラも買われました。P&Gの好決算をみて、市場ではインフレが加速する中でも販売が伸びており、消費減速の懸念が和らいだ」との声がありました。
一方、映画・娯楽大手のウォルト・ディズニーが▼6%となり、ダウ平均の重荷。
また動画配信のネットフリックスが前日夕に発表した1~3月期決算で世界の有料契約者数が減少に転じ、株価は▼35%と暴落。
動画配信に注力するディズニーに連想売りが広がりました。
※この日発表の3月の中古住宅販売件数は577万戸(前月比▼2.7%)で2ヶ月連続で減少。
市場予想(▼4.0%)よりは良かったですが、やはり物価上昇とローン金利上昇が響いています。
また、販売中央値は37.53万㌦で前月比△15%と値上がりしている事も響いたようです。
◆NY外為市場で円の終値は1㌦=127.88円~127.89円で、対前日東京比で△0.22円の円高でした。
◆WTIは終盤まで方向感のない商いが続き、一応小幅反発。1バレル=102.75㌦(△0.19㌦、△0.18▼%)でした。
IMFが前日にウクライナ危機を理由に世界経済の成長率見通しを大幅に下方修正。また新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国のロックダウンへの警戒感もくすぶっている事が弱気材料。
一方、経済制裁に伴うロシア産エネルギーの供給減や、OPEC加盟国のリビアの一部油田閉鎖の報などが相場を下支え。
◆NY金先物は米金利の先高感や世界的な株高が重しとなり小幅続落、1オンス=1,955.6㌦(▼3.4㌦、▼0.17%)でした。
◆シカゴ日経平均先物は27,180円(▼80円)で、対大阪比と同値でした。
※欧州はものきなみ大幅上昇。(英FT:△0.37%、独DAX:△%1.38、仏CAC:△0.71%)
●今日の東京は強含みもちあいの予想。昨夜のNYでナスダックはげらくしたものの、企業決算が好感されたダウ平均の上昇は追い風になると思います。
急速な円高への戻りも、とりあえずは安心感になるかと。ただ、利益確定売りと25日移動平均線(27,300円くらい)が頭を押さえそうな気がします。
今日のレンジは27,130円~27,380円と観ます。
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