東京は過激な円安で、NYは経済回復期待で反発~IMFによるインフレ見通しはかなりキツイ~4/20(水)

おはようございます!

 

IMFの2022年の世界全体の成長率見通しは3.6%(1月時点比▼0.8pt)。

もちろんロシアによるウクライナ侵攻の影響です。

一方、インフレ率は先進国で5.7%(1月比△1.8%)、発展途上国で8.7%(△2.8pt)。

先進国で5%以上っていつ頃以降かな。

 

2月24日以降の2ヶ月でかくも大きな経済変動見通し(しかも悪い方)が出てきています。

なんとかこでとどまって欲しいのですが。

 

今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!

 

●昨日19日の東証・日経平均は3営業日ぶりに反発、26,985.09円(△185.38円、△0.69%)で終えました。

昨日朝予想レンジ(26,700円-27,100円)のほぼ真ん中。(^^v

東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発、終値は1,895.70pt(△15.62pt、△0.83%)でした。

 

前日のNYで主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が前営業日比で△1.9%と上昇したため、東京市場でも朝方から半導体関連銘柄に買いが入りました。

東京エレクトロンやアドバンテストなど日経平均への寄与度が大きい値がさ株も物色され、指数を押し上げ。

また外国為替市場で円相場が1㌦=128円台前半と2002年4月以来、約20年ぶりの円安・ドル高水準まで下落した事も一定の支援材料。

輸出関連企業の採算改善が期待され、自動車株や機械株が上昇。

 

上げ幅は一時△300円を超えましたが、日経平均が27,000円を超える水準では戻り待ちや利益確定の売りが上値を抑えました。

米金融政策など不透明要因も多い環境で戻り待ちの売りも出やすく、下げに転じる場面も。

ロシア軍が18日にウクライナ東部のドンバス地方での攻勢を強め、停戦合意に向けた見通しが立たないことも相場の重荷。

 

東証プライムの売買代金はで2兆2,336億円。売買高は9億6,196万株。

東証プライム市場の騰落数は、値上がり銘柄1,253(68%)に対し、値下がりが505銘柄(27%)、変わらずが81銘柄(4%)。

 

主な上昇銘柄:東京エレクトロン、アドバンテスト。トヨタ、日産、マツダ。NTN、住友鉱山、DOWA

主な下落銘柄:ソフトバンクグループ(SBG)、ファストリテイリング、エムスリー。共和キリン、第一三共。

 

東京外国為替市場で円は1㌦=128.05円~128.07円で、対前夜NY比で約▼1.07円(△0.84%)の暴落(円安)でした。

 

※中国市場は大幅下落。(香港:▼2.27%、上海:▼0.04%)

 

 

●19日のNYは3営業日ぶりに反発、ダウ平均は34,911.20㌦(△499.51㌦、△1.45%)で終えました。

SP500種株価指数の終値は4,462.21pt(△70.52pt、△1.61%)でした。

ナスダックは13,619.657pt(△287.299pt、△2.152%)で終わりました。

 

FRBが米金融引き締めを進めても米景気は底堅さを保つとの見方から、消費関連や景気敏感株の買いが優勢に。

3月の米小売売上高など最近発表された経済指標は、インフレが加速するなかでも米経済は底堅く推移していることを示しています。

 

この日発表の3月の住宅着工件数も179.3万戸(前月比△0.3%)で、15年9カ月ぶりの水準まで上昇。

減少すると観ていた市場予想(174.5万戸、▼0.9%)を大きく上回りました。

先行指標の住宅着工許可件数も187.3万戸(△0.4%)でした。

 

ディフェンシブ株などに比べ出遅れていた消費関連や景気敏感株に見直し買いが入りました。

スポーツ用品のナイキが△4%上昇、映画・娯楽のウォルト・ディズニーや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)も買われました。

 

また航空機のボーイングは△3%上昇。米空運会社が18日以降に乗客と乗務員のマスク着用義務の撤廃を発表。

旅客需要の回復が加速し、航空機の受注増につながるとの期待を誘発。

22年1~3月期決算を発表した医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は△3%。

米長期金利が一時2.94%と2018年12月以来の高水準を付け、金融のJPモルガン・チェースなどに利ざや拡大を見込んだ買いが入りました。

 

最近の長期金利上昇を受けて、相対的な割高感から売られていた高PER(株価収益率)のハイテク株もこの日は買い直しが優勢。

セールスフォース・ドットコムやマイクロソフトがともに約△2%上昇。

金融引き締めを警戒してヘッジファンドなどが積み上げていた売り持ちをいったん解消する動きが広がったとの指摘をする向きがありました。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=128.90円~128.93円で、対前日東京比で約▼0.86円(▼0.67%)の急落(円安)でした。

◆WTIはIMFの世界経済成長率見通しで世界の景気回復ペース鈍化を警戒した売りが膨らみ、5営業日ぶりに大幅反落、1バレル=102.56㌦(▼5.65㌦、▼5.22%)でした。

◆NY金先物は米長期金利の上昇やドル高を背景に売りが膨らみ、大幅反落、1オンス=1,959.0㌦(▼27.4㌦、▼1.37%)でした。

◆シカゴ日経平均先物は27,260円(△415円)で、対大阪比で△210円でした。

 

※欧州はのきなみ下落。(英FT:▼0.20%、独DAX:▼0.07%、仏CAC:▼0.83%)

 

●今日の東京はNY高と円安から強含みの展開が予想されています。

ただ、ウクライナ情勢の緊迫化、円安は急激すぎて警戒感も出ています。

ゆえに、買い戻し一巡後は伸び悩む展開かと。

 

今日のレンジは26,950円~27,300円と観ます。

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