欧州は上昇しましたが、東京とNYは大きく下落~3/12 ①

おはようございます!

 

プーチンのウクライナ侵攻から2週間たった週末。

事態はますます悪くなっています。

経済制裁は良いけど、現地の悲惨な悲劇には何の助けにもなっていない。

TVから流れるてくるニュース、特に食事時のそれには、胸が塞がれ罪悪感にも駆られてしまう。

杖にすがるお婆さんを、近親者であろう若者が支えながら泥道雪道を歩く。

避難しながら、「なぜ。こんなことに・・。」と涙を流し、子供をあやす女性。

何か叫んでいる男性、次の画像では爆発の中に消えてしまう、その後に「医師を!」と叫ぶ人達。

 

この現実があるのに、頭の中がお花畑の人達がいます。

この件は、今日、別に書きます。

 

週末も、怒らず、恐れず、悲しまず!

 

 

●週末11日の東証・日経平均株価は大幅反落、25,162.78円(▼527.62円、▼2.05%)で終わりました。

東証株価指数(TOPIX)も大幅反落し、終値は1,799.54pt(▼30.49pt、▼1.67%)でした。

ウクライナとロシアが10日にトルコで開いた外相会談は、ロシアが侵攻を開始してから初めての閣僚級会合でした。

多少は期待されていたものの特に進展はなく、両国の主張の隔たりの大きさだけが目立ち、週末のウクライナ情勢の悪化に対する警戒がから景気敏感株を中心に売りが膨らみました。

また、米国のインフレ加速に対する警戒感も重荷。

10日発表の2月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.9%上昇と1月(7.5%)よりも上昇率が拡大し、約40年ぶりの高水準。

ロシアへの経済制裁の影響が出てくる3月はさらに上昇率が高まる可能性も高く、改めて米インフレの深刻さが意識され、ハイテク株売りにつながりました。

 

香港株や上海株の急落も日経平均の下げを増幅させ、先物から下落。

前日に△1,000円近く上げた反動も出て、下げ幅は▼700円を超えて心理的な節目の25,000円を割りこむ場面も。

 

市場では需給の悪化を指摘する声もありました。

日経平均が昨年来高値(30,670円)を付けてから週明けの14日には6ヶ月めにあたり、高値近辺で信用買いを入れていた投資家の売りが出やすかった面もあるようです。

 

東証1部の売買代金は3兆3,145億円。株価指数先物・オプション3月物のSQ(特別清算指数)算出に絡んだ売買もありました。

売買高は14億2,133万株。東証1部の騰落数は、値上がり413(18%)に対し、値下がりが1707銘柄(78%)、変わらずが60(2%)。

 

・主な下落銘柄:ソフトバンクグループ(SBG)やファストリテイリングが昨年来安値を更新。サイバー、キーエンス

・主な上昇銘柄:INPEX、出光興産、ENEOS、丸紅、三菱商事

 

東京外為市場で円は1㌦=116.70円~116.72円で、対前日NY比で約▼0.59円(▼0.51%)の急落(円安)でした。

 

※中国はまちまち。(香港:▼1.61%、上海:△0.41%)

 

●11日のNYは続落。ダウ平均は32,944.19㌦(229.88㌦、▼0.69%)で終えました。

SP500種株価指数の終値は4,204.31pt(▼55.21pt、▼1.29%)でした。

ナスダックは続落、12,843.808pt(▼286.155pt、▼2.17%)で終わりました。

ロシアのプーチン大統領が隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領との会談で「ウクライナとの対話で前進があった」との発言を好感した買いでダウ平均は一時、△341㌦まで上昇。

しかし戦闘地域から離れていたウクライナ西部の都市が攻撃を受けたと報じられ、情勢を見極めたいムードが強まりました。

バイデン米大統領は、世界貿易機関(WTO)の規定に基づく「最恵国待遇」からロシアを外す方針を提示。実現すれば、ロシアからの輸入品への関税が大幅に引き上げられる事になります。

欧米の対ロ制裁が一段と強まるとの見方も世界景気への影響を懸念した売りを誘発。


米消費者の景況感悪化も重荷となりました。この日発表された3月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)は59.7と前月(62.8)から低下し、

市場予想(62.0)も下回りました。同調査によると消費者が予想する1年先のインフレ率は1981年以来の高さに。インフレ加速が消費を冷やしかねないとの懸念も。

 

ダウ平均は午後に下げに転じ、引けにかけて下げ幅を拡大し、この日の最安値圏で終えました。

景気敏感や消費関連株の一角が下落。スポーツ用品のナイキが▼3%、銀行のJPモルガン・チェースや工業製品・事務用品のスリーエム(3M)は▼2%。
米長期金利が上昇した局面で相対的な割高感が増したハイテク株も下げ、アップルとマイクロソフトはともに▼2%。

半面、外食のマクドナルドやバイオ製薬のアムジェンといったディフェンシブ株は買われ、資源高が業績の追い風になる建機のキャタピラーも上昇。

 

NY外為市場で円は1㌦=117.28円~117.31円で、対前日東京比で約▼0.59円(▼0.51%)の急落(円安)でした

◆WTIはウクライナ情勢の影響による世界のエネルギー供給不足に警戒感が強まり3日ぶりに反発、1バレル=109.33㌦(△3.31㌦、△3.12%)でした。

◆NY金先物はロシアのプーチン大統領の発言を受けたウクライナとの停戦期待を背景に反落、1オンス=1,985.0㌦(▼15.4㌦、▼0.77%)でした。

◆シカゴ日経平均先物は24,905円(▼155円)で、対大阪比で▼185円でした。

 

※欧州はしっかりと反発・上昇。(英FT:△0.80%、独DAX:△1.38%、仏CAC:△0.85%)

 

●週末のマーケットで注意しておきたいのは、円が1㌦=117円台前半に入ってきた事。そしてシカゴの日経平均先物が25,000円を割り込んだ事。

来週中には、ウクライナ戦争の帰着がはっきりする予感がします。残念ながらロシアの・プーチンの勝ちでしょう。もちろん、「勝利」と言えるかどうかは別ですが・・。

そして、世界は、経済から混迷が始まる事になると懸念します。

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