おはようございます!
マーケットが不気味な軋み音を立てている感じがします。
心配なのは香港が年初来安値を更新している事。
ハンセン指数と日経平均の相関性はかなり高く、
過去一年間では0.69pt(対ダウ平均:0.55pt)です。
もっとも、ここのところのハンセンの下落は中国の不動産問題ですが、
中国では恒大集団以外でも次々と不動産会社の経営不安が起きています。
https://www.cnn.co.jp/business/35177658.html
リーマンショックのような状況を引き起こす可能性は少ないと観られてはいますが、
中国政府がどうするのかがつかめないのが不気味。
人口が多いだけの国ですが、数は力ですから。
とにかく、自国内だけで影響を止めてほしい。
今日も、怒らず、恐れず、悲しまず!
●昨日6日の東証・日経平均は8日続落、27,528.87円(▼293.25円、▼1.05%)で終えました。終値ベースで8月23日以来、1ヶ月半ぶりの安値。8日続落は2009年7月に9日続落して以来、約12年3ヶ月ぶり。東証株価指数(TOPIX)も8日続落し、終値は1,941.91pt(▼5.84pt、▼0.30%)でした。昨日朝予想に反して下落、予想下限(27900円)を▼370円以上、下回って終わりました。
朝方は買いが優勢。前日のNY、欧州が上昇した流れを受け、東京でも幅広い銘柄に買いが入り、寄り付き直後には上げ幅が△300円を超えました。
しかし取引時間中に米長期金利が一段と上昇し、成長(グロース)株を中心に売りが優勢になり、午前の中ごろに下一転、下落。米金利の上昇が米株価指数先物の時間外取引を軟調にさせました。
原油高による日本企業のコスト負担増への懸念も重荷。。後場寄り直後には先物売りが主導する形で日経平均は下げ幅を拡大し、下げ幅は一時▼500円を超えました。
特に上昇してきた海運株の下落が個人投資家の心理を悪化させて損失覚悟の売りにつながっているとの声も。
ただ午後の中頃には好業績が期待できる銘柄に買いが入り、日経平均は下げ渋りました。
前日に真鍋淑郎氏らがノーベル物理学賞を授与されることが決まった事を囃し、同氏らの研究分野と関係する気候変動問題への関心で再生エネルギー関連銘柄の一角が動意付く場面も。
個別で目立ったのは、ファストリテイリングとソフトバンクグループ(SBG)が年初来安値を付けた事。
東証1部の売買代金は3兆7,420億円。売買高は16億7,382万株。
東証1部の値下がり銘柄数は1,015(全体の5割弱)、値上がりは1073、変わらずは95。
◆東京外為市場で円は1㌦=111.66円~111.68円で、対前日NY比で約▼0.20円の円安でした。
米長期金利の上昇が続いて円安のトレンドになっています。
※中国は下落。(香港:▼0.57%、上海:休場)
●昨夜6日のNYは続伸。ダウ平均は34,416.99㌦(△102.32㌦、△0.30%)で終えました。SP500種株価指数は4,363.55pt(△17.83pt、△0.41%)で終わりました。ナスダック終値は14,501.911pt(△68.081pt、△0.47%)でした。
ダウ平均は下落して始まり、午前中には下げ幅が一時▼450㌦超に。ただ、午後1時台に急速に下げ渋り、その後上げに転じました。
上昇転換要因の第一は、午後に野党の共和党上院が連邦政府の債務上限の一時停止を提案したと伝わった事。共和党上院トップのマコネル院内総務が債務上限を一時的に停止し、12月までの支出をカバーできる範囲内で債務拡大を認めることを提案した事で、米国債の債務不履行(デフォルト)が回避されるとの見方につながり、買い方に安心感が広がりました。
また、原油相場の下落も株買いを後押し。米原油先物は6日未明に1バレル=79㌦台後半まで上昇したものの、日中は短期的な利益確定売り。週間の在庫統計で米国の原油在庫の増加が明らかになると76㌦台まで下げ、株式市場で懸念されていた過度なインフレ懸念が和らぎました。
一方、この日発表された9月のADP全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は前月比△56.8万人と市場予想(同△42.5万人)を上回りました。ただ、市場ではインフレや供給網の混乱など多くの景気リスクが残っているとして、同指標を買い材料視する動きは限定的。
米長期金利は1.5%台前半と前日終値並みの水準で推移、上昇基調がひとまず収まった事で、長期金利が上昇すると売られやすいマイクロソフトやセールスフォース・ドットコムなど主力ハイテク株に押し目買いを入れる動きが出ました。
◆NY外為市場で円は1㌦=111.41円~111.44円で、対前日東京比で約△0.24円の円高でした。
◆WTIは 対ユーロでのドル買いが加速する中で割高感が出ていた事や、米エネルギー情報局(EIA)が週報で原油在庫が△230万バレル、ガソリン在庫が△330万バレルと、市場予想に反して積み増しを示したことも重しとなり、1バレル=77.43㌦(▼1.50㌦、▼1.90%)。
◆NY金先物はここのところのNY株価の下落を受けて安全資産として買われて小反発、1オンス=1,761.8㌦(△0.9㌦、△0.05%)。
◆シカゴ日経平均先物は27,730円(▼445円)で対前日大阪比で△320円でした。
※欧州はそろって大幅下落。(英FT:▼1.15%、独DAX:▼1.46%、仏CAC:▼1.26%)
●今日の東京は売り買い交錯となりそうですが、NYの上昇を好感して強含みの持ち合いになりそう。
ただ、週末に米国雇用統計が控えているので大きくは動けない筈。
今日のレンジは27,400円~27,800円と観ます。
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