米国金利上昇がもたらした週末の日米欧マーケットの下落~株式市場とは逆の動きの不動産市場が示唆する事~6/19(土)

おはようございます!

東京地方、本格的な梅雨ですね~。(××;

 

昨日、顧問先の仕事で練馬区にある大きな空き家の土地境界確認と取壊し費用算定の立ち合いに参りました。

結構広い敷地ですが、そこに立つ家は昭和40年代に建てられたようです。屋内は建て増しを繰り返した感じで、雨戸を閉めた古屋は特有の饐えた匂いが漂っていました。

何やかやで、取壊しは晩秋になりそうですが、この夏、人のいない庭は最後の雑草が生い茂るんだろうな・・とぼんやり考えました。

そんな雑草でも白、あるいは黄色の小さな花が咲き、それに戯れる蝶や蜻蛉が飛び交うのでしょう。

そして、小ぶりながらマンション(集合住宅)が建つ。

都市部の中の小さな自然も、今年限りで消えてしまう。仕方のない事ですが。

 

※不動産経済研究所によると、5月の首都圏新築マンション発売戸数は2,578戸(前年同月比△556.0%)と大幅増。昨年5月は新型コロナウィルス蔓延の影響で過去最低でしたが、

2019年5月比でも△16.9%。暦年比較でも5月としては2017年以来の高水準。

平均価格は5,908万円、㎡単価は93.2万円といずれも下落し、買いやすくなったようですね。

またその結果でしょうが、在庫圧縮が進み、5月末の在庫は6,789戸で昨年11月(6,841戸)以来の6,000戸台。

有価証券は経済の先行指標、不動産は遅行指標と言われます。マンションが売れ、戸建空き家が売れてまたマンションが建つ。

しかし、有価証券市場は密かに崩れる兆しが見える。

 

いつ来るか‥と気をもんでいましたが、昨夜のNYはそれが顕著に表れたのかもしれません。

最大要因は米国金利の上昇。(緩和の終了)

 

東京は、日銀はどうするのか‥。

重たい週末です。

 

さりながら、週末も、本気、正直、丁寧に!

 

●週末18日の東証・日経平均は小幅に3日続落、28,964.08円(▼54.25円、▼0.19%)で終えました。東証株価指数(TOPIX)は続落、1,946.56pt(▼17.01pt、▼0.87%)で終わりました。NT倍率は3日ぶり反発、14.88%(△0.10pt)。

朝方は上昇。前日のNYで景気敏感株が売られる半面、ハイテク株には買いが目立ったため、東京でも値がさハイテク株(成長株)を中心に買いが入り、上げ幅は一時△100円超に。

しかし「寄付き天井」でその後は成長株と景気敏感株の綱引きとなり伸び悩み、結局は外国為替市場での円高・ドル安を受け、トヨタなど主力の景気敏感株に売りが出て指数を押し下げました。

後場は前日終値(29,018.33円)を挟んで方向感に欠ける動き。

東京都で新型コロナウイルスの新規感染者数に下げ止まりの傾向がみられるなど、経済活動の正常化に水を差す材料が一部で出ていることも相場の重荷。

日銀はこの日まで開いた金融政策決定会合で、(FRBと逆に)大規模な金融緩和の維持を決めましたが、市場の想定通りとの見方から相場への影響は限られました。

 

東証1部の売買代金は3兆5,356億円で5月27日(5兆5,995億円)以来の高水準。売買高は15億1,255万株。

東証1部の値下がり銘柄数1,570(全体の約7割)に対して値上がりは540、変わらずは83。

※中国市場はまちまち。(香港:△0.84%、上海:▼0.01%)

 

●18日のNYは大幅下落。ダウ工業株30種平均は5日続落、33,290.08㌦(▼533.37㌦、▼1.57%)で約2ヶ月半ぶりの安値で終えました。ナスダック総合株価指数は反落、終値は14,030.376pt(▼130.974pt、▼0.92%)でした。SP500種株価指数は4,160.35pt(▼55.41pt、▼1.31%)で終わりました。

下落要因はFRBが利上げ開始を前倒しするとの観測が強まった事。

セントルイス連銀のブラード総裁が米CNBCに出演し「インフレ加速でFRBは2022年にも最初の利上げをするだろう」と示唆。16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示した23年の利上げ開始予想より早まる可能性があると述べました。また、「物価上昇率が今年3.0%、来年2.5%なら(2%の)物価目標をしばらくの間上回ることを許容するという金融政策の新たな枠組みにも沿う」とも指摘。『ハト派』とされる同総裁の発言を受け、市場では利上げ前倒しの観測が強まりました。

今年に入り景気回復の加速を見込んで買われてきた景気敏感株への売りが顕著。石油のシェブロンは▼4%近く下落。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスと化学のダウも下落。米債券市場では利回り曲線のフラット(平たん)化が進み、利ざや縮小の懸念で金融株のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも大きく下げました。

この日は先物やオプションで日本の特別清算指数(SQ)の算出日にあたる「クアドルプル・ウィッチング」とあって相場の変動率が一段と高まったとの声も。含み益が乗っている景気敏感株を中心に、持ち高調整の売りが出やすい環境でした。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=110.19円~110.20円で、対前日東京比で約▼0.20円の円安でした。

◆WTIは米石油生産拡大は限定的との見方を背景に反発、1バレル=71.64㌦(△0.60㌦、△0.84%)でした。

◆NY金先物は米地区連銀総裁のタカ派的発言を受けて再燃したドル高が重しとなり続落、1オンス=1,769.0㌦(▼5.8㌦、▼0.32%)でした

◆シカゴ日経平均先物は28,515円(▼610円)で、対大阪比で▼415円でした。

※欧州はも大幅下落。(英FT:▼1.90%、独DAX:▼1.77%、仏CAC:▼1.46%)

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