マーケットが冴えないのは新型コロナウィルス治験の中断が相次いだため~昨日の最高裁判決、日本は兵・下士官は一流、将校は二流、将軍は三流~10/14(水)

おはようございます!

 

久しぶりに国内の時事ネタです。

昨日、人事労務関係で2件の最高裁の判決が出ました。

一件は非正規社員のボーナス、もう一件は退職金の支給を認めないという内容。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101300528&g=soc

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64925450T11C20A0000000/

 

非正規雇用が4割と言われる労働社会の現状で、これからもますますこの状況が増えていく流れは予想できます。

はっきり言って、社会に逆行する判決です。

事実審を受けもつ高裁まで原告側が勝っていました。

しかし、法律審のみの最高裁がこれでは、最高裁判事達は深窓の中で法律をもてあそんでいると言われても仕方ないと思います。

(最高裁は法律の解釈のみで、事実認定はしません。)

なんか彼らこそ、「上級国民意識」から一般の労働者を観ているような気がします。

 

正社員の人間よりリスクを取り、時間を使っている場合もある。

土日も関係なく、顧客のためにひいては会社のために働いている人間がいる。

報酬は一般の事務員の1/3でも、仕事に対する自身の矜持のために働く人間がいる。

日本は、そういう人間達で持っていた国です。

江戸時代、閉塞社会の中で凶作や疫病で大変な時代を乗り越え、260年もの太平を得られたのは、

農民、下級武士達が体を張って社会を守っていたから。

上級武士・公家・不労でいられた僧侶などは、無用の長物。

そしてそれが社会の歪を生み、維新回転の(負の)原動力となった。

 

適切な例ではないかも、ですが、今次大戦の沖縄戦で米軍側が、

「日本軍は兵・下士官が一流、将校は二流、将軍は三流」と喝破したのは有名な話。

私自身も一兵卒として生きる心つもりです。

 

「でもなぁ田村、誰か一人でも良い。分かってくれる人がいれば良いんだ。一人でも良いんだ。」

かつて勤務した野村證券で、私が2年生社員の時、

ある目立たない一人の中高年の課長が飲み会の席でボソッと呟いた一言。

それがこの歳になって耳に蘇っています。

 

厳しく苦しい会社でしたが、良い勉強をさせていただきました。

 

今日も、本気、正直、丁寧に!

 

 

  • 昨日13日の東証・日経平均は3営業日ぶりに反発、23,601.78円(△43.09円、△0.19%)で終えました。東証株価指数(TOPIX)も反発、終値は1,649.10pt(△5.75pt、△0.35%)でした。

昨日朝の予想通り、朝方はNYの上昇を手がかりに買いが優勢で日経平均上げ幅は△100円超。需要回復期待から機械株等が上昇。

しかしその後は利益確定目的の売りが出て、日経平均株価は小幅に下げる場面も目立ちました。

米製薬大手が新型コロナワクチンの臨床試験を一時中断すると発表し、相場の重荷。東京市場でもエーザイ、中外、塩野義など医薬株が下落。

 

また米国で連邦最高裁判所判事に指名されたバレット氏の公聴会が始まりましたが、同氏の医療保険制度改革法(オバマケア)に批判的な立場が再認識されたのが嫌気されました。

中国税関総署が発表した9月の貿易統計は輸出が4ヶ月連続で前年比増で、輸入は3ヶ月ぶりにプラス。結果△370.0億㌦でしたが市場は大きく反応せず。

 

東証1部の売買代金は概算で1兆8,405億円。売買高は8億7,081万株。

東証1部の値上がり銘柄数は1045(全体の約5割)。値下がりは1,028銘柄、変わらずは103銘柄。

 

 

◆東京外国為替市場で円は1㌦=105.45円~105.47円で、対前夜NY比で▼0.14円の円安でした。

 

 

 

  • 昨夜13日のNYは5営業日ぶりに反落。ダウ平均は28,679.81㌦(▼157.71㌦、▼0.55%)で終えました。ナスダック終値は11,863.90pt(▼12.36pt、▼0.10%)でした。SP500種株価指数は3,511.93pt(▼22.29pt、▼0.63%)で終わりました。

下落要因の第1は、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の臨床試験(治験)の中断が相次いだ事。医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発中のコロナワクチンの治験を休止したと発表。製薬のイーライ・リリーは、米当局がコロナの抗体治療薬の治験の休止を勧告したと報じられました。

また、追加経済対策の与野党協議の停滞も嫌気されました。民主党のペロシ下院議長は米政権の経済対策案は不十分だと指摘。共和党上院トップのマコネル院内総務は13日、今月中に上院で経済対策法案を採決すると述べたと報じられましたが、対策案の規模は民主党案を大きく下回る見通して成立のメドは立たっていません。経済対策の実現には時間がかかるとの見方が支配的に。

 

米主要企業の2020年7~9月期決算の発表が13日、本格的に始まりましたが、JPモルガン・チェースは1株利益が市場予想を上回ったものの、経営者の先行きコメントが慎重と受け止められて売られました。シディグループも決算は市場予想ほど悪化しなかったものの、▼5%で引けました。赤字決算を発表した空運のデルタ航空も下落。

スマートフォンのアップルの下げも相場の重荷。13日に高速通信規格「5G」対応の新型「iPhone」を発表しましたが、期待先行で前日に△6%強上げた反動もあり、材料出尽くしの売りに押されました。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=105.47円~105.49円で、対前日東京比で▼0.02円の円安でした。

 

◆WTIは中国貿易統計の好調から大幅反発、1バレル=㌦(△▼㌦、△▼%)、

◆NY金先物は対ユーロでのドル高から割高感が出て4日ぶりに大幅反落、1オンス=1,894.6㌦(▼34.3㌦、▼1.78%)でした。

 

◆シカゴ日経平均先物は23,515円(▼100円)で、対大阪比で▼75円でした。

 

※欧州も冴えない動き。(英FT:▼0.53%、独DAX:▼0.91%、仏CAC:▼0.64%)

 

 

  • 今日の東京はNY安の流れを受けて軟調でしょう。シカゴにサヤ寄せして▼100円くらいから始まり、その後は様子見かと。

 

今日のレンジは23,420円~23,620円と観ます。

 

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