強硬派ボルトン補佐官が解任されてもマーケットは本日も小康状態~9/11(水)

おはようございます。

今朝は顧問先の重要会議があるので、マーケットコメントのみで失礼します。

 

今日も、本気、正直、丁寧に!

 

●昨日10日の東証・日経平均株価は6日続伸、21,392.10円(△73.68円、△0.35%)で終えました。

連続上昇日数は7日続伸した20181122日~123日以来、約9ヶ月ぶりの長さ。

日経平均は6営業日で約△770円上昇。米中通商協議に対する進展期待が高まり、投資家のリスク回避姿勢が和らぎました。

 

円相場が1=107.40円近辺まで下落し、採算改善期待から自動車などの輸出関連株が上昇。

米長期金利の上昇を受け、利ざや縮小による業績悪化懸念が後退した銀行や保険株も買われました。

金利の低位安定を前提に買いの持ち高が積み上がっていた成長(グロース)株から割安(バリュー)株に海外投資家が資金を移す動きが鮮明。

日経平均の上げ幅は100円を超える場面も。

 

但し上値は重かったです。

中国の8月卸売物価指数は、低下幅が3年ぶりの大きさとなり、中国景気の減速リスクが意識され、中国・上海株式相場が軟調に推移した事も重荷。

 

東証1部の売買代金は22,702億円。節目の2兆円を2営業日ぶりに上回りました。

売買高は141,720万株と、86日(152,300万株)以来、1ヶ月ぶりの水準に増えました。

東証1部の値上がり銘柄数は1,357、値下がりは729、変わらずは65銘柄。

 

◆東京外為市場で円は1㌦=107.30円~107.32円で、対前日NY比で▼0.06円の円安でした。

 

 

●昨夜10日のNYはまちまち。ダウ平均は5日続伸、26,909.43㌦(△73.92㌦、△0.28%)と730日(27,198.02㌦)以来ほぼ1ヶ月半ぶりの高値で終えました。一方、ナスダックは小幅ながら3日続落、終値は8084.155pt(▼3.282pt、▼0.04%)でした。

貿易問題で対立する米中が歩み寄りつつあるとの期待が支えとなり、中国売上高比率の高い銘柄が買われ相場を支えました。

・中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)が米政府に対する訴訟の一部を取り下げたと10日に発表。

・香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストが10日、ファーウェイへの制裁緩和などを条件に中国政府が米国の農産物を購入する方針だと報道。

警戒感が和らぎ、中国売上高比率が高い建機のキャタピラー、工業製品のスリーエム(3M)、化学のダウが買われました。

 

7日に明らかになった開発中の大型旅客機「777X」の試験の一部中止について、大規模なものではなく納期には影響しないと会社が説明したと伝わった航空機のボーイングが上昇したのも相場に追い風。

新型iPhoneなどの新製品や、動画やゲーム配信など秋に始める新サービスの詳細を発表したアップルが取引終了にかけて上昇。

 

ただ、欧州中央銀行(ECB)の理事会を12日に控えて様子見気分が強く、相場の方向感は定まりませんでした。

ECBは理事会で政策金利の引き下げに加え、量的金融緩和を再開するとの観測が出ています。決定には不透明感が残っており、結果を見極めたい状況。

ダウ平均は7月に付けた過去最高値が近づいていたため、目先の利益を確定する目的の売りも出やすい環境です。

 

NY外為市場で円は1㌦=107.53円~107.56円で、対前日東京比で約▼0.24円の円安でした。

 

WTIは対中東強硬派のボルトンが解任されたため、5営業日ぶりに反落、1バレル=57.40㌦(▼0.45㌦▼0.80%)、

NY金先物は4営業日続落、1オンス=1,499.2㌦(▼11.9㌦、▼0.78%)でした。

 

◆シカゴ日経平均先物は21,450円(△100円)で対前日大阪比でも△100円でした。

 

●今日の東京は円安方向を好感して上昇して始まり、21,500円近辺でもみ合いかと。

今日のレンジは21,350円~21,540円と観ます。

 

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