おはようございます。
株式市場は保ち保ち、という感じですが、
米中貿易戦争は様々な実体経済に悪影響を及ぼし始めています。
昨日発表された日本電産の業績が対中国貿易減の影響で純利益が増益予想から一転前期比▼14%!の減益予想は衝撃的でした。
あの永守会長が、「尋常でない変化、経験した事の無い落ち込み」と発言。心なしか顔色も青ざめていたよう。
また、米国の政府機関閉鎖の影響もじわじわ来ています。
昨日発表の先週の新規失業保険申請件数は予想外のマイナスでしたが、いずれ政府職員の失業保険申請が一気に増加する可能性あり。
米国景気の腰折れが懸念されます。
さて、我々の実感は・・。
今日も、本気、正直、丁寧に!
●昨日17日の東京・日経平均株価は小幅続落、20,402.27円(▼40.48円、▼0.20%)終えました。
前夜のNY高や外国為替市場の円安・ドル高を受けて朝方は買いが先行。しかし、上値では個人投資家の利益確定売りに押されました。
ロイター通信が「米上院議員が自動車の追加関税について『トランプ米大統領は導入に傾いている』などと明かした」と報道。米国の自動車関税に対する警戒感が改めて意識され、トヨタやホンダが売られました。
また、ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は同日、「米連邦検察官が米国との取引先から企業秘密を盗んだとして中国の華為技術(ファーウェイ)を捜査している」と報道。中国ハイテク企業の投資需要が減退するとの懸念が強まり、東京でも東京エレクトロンなど導体関連株に売りが目立りました。
ただ、前日発表の米金融大手の決算が好調だったため、三菱UFJなどの銀行株には連想買いが入りました。
東証1部の売買代金は1兆9,778億円と、昨年9月10日以来約4ヶ月ぶりに2兆円の大台を割り込み。売買高は11億4、873万株。今月下旬から本格化する日本の3月期企業の決算発表を前に投資家が売買を手控えました。東証1部の値下がり銘柄数は682、値上がりは1366、変わらずは80銘柄。
◆東京外為市場で円は1㌦=108.77円~108.79円で、対前日NY比で約△0.26円の円高でした。
●昨夜17日のNYは3日続伸。ダウ平均は24,370.10㌦(△162.94㌦、△0.67%)とほぼ1ヶ月ぶりの高値で終えました。ナスダックは7,084.463pt(△49.770pt、△0.70%)とほぼ1ヶ月ぶりの高値で終了。
朝方は米企業業績の不透明感から、相場は下げる場面も。金融大手のモルガン・スタンレーが低調な決算を発表し、一時▼6%余り下落。前日夕に決算を発表した非鉄のアルコアにも売りが先行。
しかしダウ・ジョーンズ通信が17日午後、ムニューシン米財務長官が対中追加関税の一部もしくは全ての撤回を提案していると報道。実現すれば米中摩擦が収束し、金融市場の安定と世界景気の減速に歯止めがかかるとの期待が広がり、ダウ平均の上げ幅は一時△260ドル超に。中国売上比率が高い建機のキャタピラーや航空機のボーイングが大幅に上昇。アップルや化学のダウ・デュポンも相場を押し上げました。
この日発表された経済指標も追い風。
1月のフィラデルフィア連銀製造業指数が17.0pt(前月比△7.9pt)で市場予想(10.0)も大きく上回った事。
又、先週の新規失業保険申請件数も前週から増加するとした市場予想(22.0万件)を大きく下回り、21.3万件(前週比▼0.3万件)でした。
ただ、貿易協議の責任者である対中強硬派のライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が撤回に反対しているとも伝わり、関税引き下げが実現するかどうかは不透明との見方が浮上。取引終了にかけては買いの勢いが鈍りました。
◆NY外為市場で円は1㌦=109.23円~109.24円で、対前日東京比で約▼0.45円の円安でした。
◆WTIは3日ぶり反落、1バレル=52.07㌦(▼0.24㌦)、NY金先物は小幅反落、1オンス=1,292.3㌦(▼1.5㌦)でした。
◆シカゴ日経平均先物は20,495円(△20円)で対前日大阪比で△145円でした。
●今日の東京は利益確定売りと円安から綱引き状態かと。
ただ前日の日本電産の業績下方修正(対中国貿易減の影響で▼約20%!)で悲観ムードが強まれば、マイナス圏に下落する可能性も。
今日のレンジは20,380円~20,620円と観ます。
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