世界同時株安とトランプ氏について~10/12(金)

おはようございます。

 

「来たー!」という感じの世界同時株安。

昨夕から一斉に悲観報道されていますが、なかにはしたり顔で行きすぎで戻る、などという意見を言う「識者」がおります。

 

現在の金余り(金利異常安→資金ジャブジャブ状態)が、金利正常化に向かう過程での過剰反応、と言えない事は無いことは確かです。

また、一部に指摘のあるように(昨日の記事でも書きましたが)アルゴリズム手法による行き過ぎの自動売買にもあるでしょう。

しかし、一度壊れた相場は元に戻るのには時間がかかります。

 

たとえば信用取引での個人客はいずれにせよ一度は追証(追加証拠金)を払わなければならず、払えなければ手持ちの株を売るしかなく、

その顧客は当分戻れません。(大金持ちでファイティングスピリットの持ち主は別ですが・・そんなに多くはない)

機関投資家にしてもロスカットルールに抵触し、次の投資は慎重にいかざるを得ない。

 

期待できるのは日本でいえば日銀によるETF買いくらい。

 

…でも言っておきます。こういう時に買える人が結局は利益を上げます。

ただ時間がかかる可能性を理解し、買ってからも一度はさらに下がる可能性を納得して我慢できる事が肝要。

 

さて、トランプ氏は今回の株の下落をFRBの(金利上げ)のせいにし、「パウエル議長には失望したが首にはしない。」と、のたまわったとか。

ムニューシン財務長官とクドローNEC(国家経済委員会議長)が躍起になって火消に努めています。

 

・・・まったく、成功は自分のせい、失敗は人のせい・・諸兄の周りにもいませんか、そういう人。

私にの身近にも一人、典型的な人物がおります。

うんざりしますが、わかりやすくて良い。掌の上に載せておくにはちょうど良い。

 

まあ、人生いろいろ。

 

今日も、本気、正直、丁寧に!

 

●昨日11日の東証・日経平均株価は急落、22,590.86円(▼915.18円、▼3.89%)で終え、910日(22,373.09円)以来約1ヶ月ぶりの安値で、下げ幅は今年3番目の大きさでした。

前日のNYや欧州の株式市場の急落で投資家心理が悪化。精密機器や機械といった中国関連株を中心に全面安の展開でした。

この日は中国・上海などアジア各国・地域の株式相場も軒並み大きく下落(香港:▼3.53%、上海:▼5.22%)し、世界同時株安の様相。上海は311ヶ月ぶりの安値。

 

為替の円高・ドル安も売り材料となり、日経平均の下げ幅は▼1,000円を超える場面がありました。

海外ヘッジファンドなど相場の下げに追随するコンピュータープログラムによる売りも相場の下げに拍車をかけたとの事。

 

ただ日銀による上場投資信託(ETF)の買い観測が下支え要因とで、一部の個人投資家は押し目買いに動いていたの事。

 

東証1部の売買代金は37587億円と921日(39,626億円)以来約3週間ぶりの多さ。売買高は195248万株。

東証1部の値下がり銘柄数は2,050となり今年最多。値上がりは56、変わらずは4銘柄。

 

 

◆東京外為市場で円は1㌦=112.21円~112.23円で、対前日NY比で約△0.05円の円高でした。

 

 

 

●昨夜11日のNYは大幅下落。ダウ平均は3日続落で25,052.83㌦(▼545.91㌦、▼2.13%)で723日(25,044.29㌦)以来ほぼ2ヶ月半ぶりの安値で終えました。貿易摩擦による米企業業績への悪影響も意識され、ダウ平均の構成銘柄すべてが下落。ナスダック総合株価指数は続落、終値は7,329.061pt(▼92.989pt、▼1.25%)と58日(7,266.902pt)以来ほぼ5ヶ月ぶりの安値でした。SP500種株価指数は6営業日続落で2,728.37pt(▼57.31pt、▼2.05%)でした。

 

株式市場全体が値動きが荒く不安定な値動きで、米株の予想変動率を示す変動性指数(VIX)は24.98(前日比△8.8%)で2月中旬以来の高さ。(20を上回ると市場の不安心理が高まった状態とされます)。投資家のリスク回避姿勢が強まっています。

 

トランプ米政権が、大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が11月末に会談する方向で検討中と伝わり、建機のキャタピラーや航空機のボーイングなど「中国関連」とされる銘柄が買われる場面もありました。しかし、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「(実現の)確証はない」と述べると中国関連銘柄も下げに転換。

12日から米主要企業の201879月期決算の発表が本格化しますが、「貿易摩擦が業績見通しにどんな影響があるのか見極めたい」との声が多く、買いは見送られました。

 

原油先物相場の大幅下落を受け、シェブロンやエクソンモービルなど石油株が大幅に下げたのも相場の重荷。

午後にダウ平均は長期の基調を示す200日移動平均を下回り、一段の下げを見込む売りが出て、一時は24,899㌦(▼698㌦)と3け月ぶりの安値まで下げました。

 

この日発表された9月の消費者物価指数は前年比△2.3%でしたが上昇率は2ヶ月連続の鈍化で市場予想(△2.4%)を下回りました。

コア指数も△2.2%で市場予想(△2.3%)を下回りました。

 

NY外為市場で円は1㌦=112.16円~112.17円で、対前日東京比で約△0.05円の円高でした。

 

WTIは大幅続落、1バレル=70.37㌦(▼2.20㌦、▼3.01%)、NY金先物は大幅に大幅3日続伸、1オンス=1,227.6㌦(△34.2㌦、△2.87%)でした。

 

◆シカゴ日経平均先物は22,485円(▼315円)で対前日大阪比で▼95円でした。

 

 

●今日の東京はボラタイルの大きな一日かと。

NYだけでなく、欧州も大幅下落(英FT:▼1.94%、独DAX:▼1.48%、仏CAC:1.92%)

当然下落と観るところですが、112円台で留まっているドル-円がサポート要因になるという観方もあります。

押し目買いを狙う投資家もいる観られています。

 

今日のレンジは22,290円~22,690円と観ます。

 

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