おはようございます。
鎌倉夜話、古月和尚について書かれた「天地を友とする心」の最後の一段(p139)をお伝えします。
ここには、同時代に並び称された白隠和尚の事が書かれています。
今では白隠和尚の方が有名ですね。
世界的にも、禅といえば白隠禅師、という感じです。
さて、石津先生による小倉鉄樹師匠の弁になる白隠和尚の話です。
有名な話ですから、ご存知の諸兄も多いと思います。
・・・・・
(古月和尚の)・・・人を相手にせず、天地を友とする高潔な心でなくてはとてもできる仕事じゃないよ。
白隠さんの赤ん坊の一件だっておなじことじゃ。
檀家の娘が番頭と通じて赤ん坊を生んだのを、娘が親に責められて、相手を問われた苦し紛れに、
親の信仰している白隠和尚の胤だ云ったなら叱られまいと思って、相手は白隠さんだと告げたもんだから、
親父が怒って赤ん坊を白隠さんのところへ持って行って、「この売僧、偉そうな顔をしてこのざまは何だ」と、
赤ん坊を白隠さんに叩きつけて帰ってしまった。
然し白隠さんは強いて弁明もせず、赤ん坊を抱いて町から村へ貰い乳をして歩いたからたまらない、
今まで善かった白隠さんの評判は忽ち悪罵の声と変わってしまった。
それでも白隠さんは平気で、雨の日も風の日も、子守歌唄って乳をもらって歩いた。
このさまを見てたまらなくなったのは娘で、遂に事実を親に話して罪を乞うた。
両親は二度びっくりし、平蜘蛛のようになって白隠さんに謝罪したのであった。
この話だって娘が自白したからいいようなものの、そうでなかったら、
白隠さんは一生不埒な売僧でとおってしまったわけだ。
白隠和尚でも、古月和尚でも、とにかく古人は道に篤かったからね。
人なんか相手にしていないよ。
お互い、道に志す者は、真似でもいいからこうした心掛けを持ってゆきたいもんだ。
・・・・・・・・・・・
お疲れさまでした。
以上、一九會道場の大先達、石津寛先生による小倉鉄樹老師の「鎌倉夜話」の一節を、
3日に渡りご紹介させていただきました。
若い頃に必死になって求めていたものってやはり尊いなぁ、と思います。
全然、身についていないですけどね。(汗)
それでも、そういう道を求めていた自分を愛おしいと思います。
誰がどう思おうと笑おうと。
今、法華経修行者として歩き始めましたが、あの頃の自分に恥じないように
しっかり前を向いていきたいと思います。
ところで、この「鎌倉夜話」の中に、男女の機微が伺える話が載っています。
若いころにはなかなか納得がいかなかった話ですが、齢、還暦を過ぎますと、
なんとなく、ですが 受け入れられるようになりました。
大変興味深い話(実話)なので、いつかご披露したいと思います。
ご要望があれば、早めに。
今日も、本気、真剣、丁寧に!
●今日の東京はかなりボラティリティが高い状態になるかと。
注目のフランス大統領選は、4候補のうち穏健派のマクロン氏と極右のルペン氏の決選投票となりました。
投票日は6月6日ですが、今のところ、マクロン氏62%、ルペン氏が38%。
穏健派(EU残留、移民受け入れなど)が有利で、マーケットは一安心。
現在の為替も、1㌦=110円台まで円安に振れています。
しかし、明日の北朝鮮の建軍記念日に何をやらかすかわかりませんし、
マーケットはそれに対してかなり鈍感ではないか、という意見が出ています。
日経平均はとりあえず高寄りしてその後もみ合うのでは?
今日のレンジは18,400円~18,900円と観ます。
・・・幅が広すぎ、と思われるでしょうが、ロイターは18,100円-19,200円と出しています。
それって予想じゃないじゃん!
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