マーケットコメント~日銀・黒田総裁の手腕に陰り?その影響で日米ともに急落。12/19(土)

こんばんは。

ちょっとマーケットから目が離せない状態になっています。

実態経済にもうすぐ直結しそうな不安感が。

今、世界が直面している経済問題は、原油安。

本来、我々先進国の住民にとっては喜ばしい事です。

(今日も車を走らせていて、1L=110円を割っているGSがありました。半年前は、140円でしたから、20%以上の下落。)

 

しかし、産油国や新興国の経済悪化が、もうすぐ先進国にも影響してくる (当然ですが)、と言う不安感がマーケットを覆い始めているように思えます。

 

そういった環境の中で、米国政策金利の上昇により、外貨建て(殆どが$)で借金している新興国の金利負担はずっしり重くなります。

僅か0.25ptの金利上昇でも、財政破たんする国が出て来るかも。 ・・我が国の友好国トルコが、心配されています。

 

新興国でも、小国であれば、世界全体に対する影響度は、限定的でしょう。

 

しかし、経済的に厳しい環境にある軍事大国同士が従来の外交経済政策を大きく変更しようとしています。

 

この度、ロシアと中国がエネルギー、金融、貿易など38項目で経済的に協定を結ぶことで合意。

http://jp.reuters.com/article/china-russia-agrrement-idJPKCN0I21IJ20141013

 

この2か国が、行き詰る経済政策の打開のために、軍事的にも協力関係を結ぶようになったら・・。

 

杞憂に終わる事を祈ります。

 

 

週末も、本気、正直、丁寧に!

 

 

 

  • 週末の東証・日経平均株価は3日ぶりに大幅反落。心理的節目の19,000円を割り込み、18,986.80円(▼366.76円、▼1.90%)で終えました。

下落要因は、日銀金融政策決定会合の量的・質的金融緩和への期待感が裏切られた事。

寄り付は、前日のNYが下げたものの、外為市場で円相場がまずまずしっかりだった事から、揉み合いの展開。

 

相場が大きく動いたのは後場寄り。

金融政策決定会合で、日銀は上場投資信託(ETF)を買い入れる枠を年3,000億円新設すると発表。その直後には日経平均の上げ幅は△500円を超えました。

しかし、時間が経つにつれ、日銀がかつて買い入れた株式の売却に伴う市場への悪影響を吸収する目的であり、需給面では中立要因との見方が急速に広がったため、投資家心理が悪化。

 

同時に外為市場でドルが投げ売りに近い状態になり、相場が混乱。

利益確定売りが大引けに掛けて加速。日経平均は19,000円をあっさり割り込んで終わりました。

日中値幅は887円にもなりました。

 

東証1部の売買代金は3兆5,971億円と、8月26日以来、約4ヶ月ぶりの大商い。売買高は29億8751万株。

東証1部の値下がり銘柄数は全体の8割を超える1578銘柄。主力輸出銘柄のトヨタ、TDK、また石油資源開発、住友鉱山など資源関連が下落。

 

出来高.売買代金の急騰から見ると、短期的な調整の可能性もありますが・・。

一番心配なのは、マーケットが黒田日銀総裁の手腕に対して、不信感・不安感を持ち始めていないか、という事です。

 

 

◆東京外為市場で円は1㌦=121.79円~121.81円で、対前日NY比で△0.90円の暴騰(円高)でした。

 

 

 

  • 週末のNYは大幅続落。ダウ平均は17,128.55㌦(▼367.29㌦、▼2.10%)で終え、10月14日(16,924.75㌦)以来、約2ヶ月ぶりの安値。ダウ平均の下げ幅は、世界的な市場混乱の余波が続いていた9月1日(▼469ドル)以来3ヶ月半ぶりの大きさとなりました。

ナスダック終値は4,923.082pt(▼79.471pt、▼1.59%)でした。10月22日(4920.050pt)以来、こちらもほぼ2ヶ月ぶりの安値水準。

 

日銀政策決定会合が金融緩和に積極的でない、と観られ、金利差拡大を見込んでいた投資家が外為市場でドル売り。

また、他のアジア株や欧州の株式相場が大きく下げたほか、原油先物相場の下落が続いている事が、株式市場でのリスクオフの流れを加速させました。

 

石油輸出国機構(OPEC)が18日まとめた石油市場の長期見通しの要旨では、OPEC産原油の生産が2040年までに大幅に増加すると予測。又、目先は米国での記録的な暖冬に伴う暖房需要の減少なども見込まれています。

 

投資家心理が悪化。運用リスクを避ける動きにつながり、この日の安値圏で引けました。

 

業種別S&P500種株価指数は10業種全てが売られました。特に、「金融」「IT(情報技術)」「生活必需品」などの下げが目立ちました。

 

◆NY外為市場で円は1㌦=121.23円~121.29円で、対前日東京比で△0.54円の急騰(円高)でした。

 

◆WTIは3日続落で1バレル=34.73㌦(▼0.22㌦)、NY金先物は大幅反発で1オンス=1,065.0㌦(△15.4㌦、△1.47%)でした。

WTIは2009年2月18日以来6年10ヶ月ぶりの安値を更新中。

 

◆シカゴ日経平均先物は18,780円(▼550円)で、対大阪比で▼170円でした。

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