不動産の一物四価 8/13(木)

おはようございます。

東京地方、久しぶりの雨ですね。

 

中国人民元引き下げが、世界中を震撼させていますが、マーケットは落ち着きどころを探っているような感じがします。

NYがとりあえずのアンカー役になってくれました。

問題は、今日、午前10時過ぎに中国当局から発表される基準値が大幅切り下げになるかどうか。

3日連続でしたら、流石に、ヤバいですが・・・。

 

ところで、昨日、相続問題で、ちょっとした手違い、と書きましたところ、どんな事があったのですか?と言う問い合わせがありました。

もちろん、詳しい事は書けませんが、不動産価格の複雑さに起因する事でした。

 

ご存知の方もいらっしゃるでしょう。不動産は、実は、4つの価格があります。(一物四価)。

 

①公示価格:国土交通省所管で一般土地取引の指標とするため、毎年1月1日を基準に調査士し、3月に公表します。大新聞には載っています。持ち家の方は、自分の家の近くの住所を探して、「あそこが幾らだから、うちは・・。」なんて、見る事があるのではないでしょうか。?https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E7%A4%BA%E5%9C%B0%E4%BE%A1

 

②相続税評価額(路線価):国税庁所管で、相続税や贈与税課税のため、毎年1月1日を基準に8月に公表されます。①の公示価格の80%とされています。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B7%AF%E7%B7%9A%E4%BE%A1

 

③固定資産税評価額:各市区町村税務課所管で、固定資産税等課税のため、3年ごとに決まる基準年度の前年1月1日を基準にして3月ないし4月に公表されます。①の公示価格の70%と言われています。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E8%B3%87%E7%94%A3%E7%A8%8E%E8%A9%95%E4%BE%A1%E9%A1%8D

 

④実勢価格:実際の不動産取引で決まる価格。資本主義社会ですから、需給で決まります。最近の近隣地の取引事例が参考にされますが、①の公示価格も、もちろん参考にされます。

 

※不動産取引というか、不動産そのものに慣れていらっしゃらない方は、だいたい、新聞で観られる①の公示地価しか見ないと思います。難点は、①は自分の土地、ドンピシャリの価格が掲載される事は、まずないという事です。一方、③は、路線価図がインターネットで検索できるので、自分の家の路線価が幾らなのか、すぐ調べられます。その路線価を80%で割り戻すと、公示価格、という事です。ただし、不整形地補正で減額とかありますので、家の前の路線価×家の広さ(㎡)が、そのまま、路線価になるというわけではありません。公道に面していない等の理由で、場合によっては、半額とかになる事もあります。

お客様は、そこの所を誤解されていたのですが、昨日書きましたように、仲立ちになっていただいた、M様のお陰で、誤解が氷解いたしました。

 

日本人の資産の65%が不動産と言われています。相続時に、キャッシュフロ-が無い事から、いろいろな問題が起こります。兄弟間で相続が争続になってしまう事の一因にもなります。

私の前職の証券が、本当はもっと資産として親しまれていると良いのに、と思います。

戦前は、資産三分、と言われ、不動産、有価証券、現金 の3つに分けるのが資産家の心得、となっていたようですが。

戦後、そうならなかったのは、土地神話を作り上げた政府の施策と、証券会社の責任が大きかったと思います。

 

まあ、自戒を込めて・・・。

 

今日も、本気、正直、丁寧に!

 

 

  • 昨日の東証・日経平均株価は大幅続落。終値は、20,392.77円(▼327.98円、▼1.58%)で、7月29日(20,302.91円)以来、2週間ぶりの安値水準。昨日朝予想の下限を▼150円以上も下回りました。

前場中頃に、中国が人民元の基準値を前日比で▼1.6%と大幅に2日連続で引き下げた事が、再びネガティブサプライズを引き起こしました。

昨日は、日本の企業業績が強い事を安心感として述べましたが、①中国企業と比べた日本企業の輸出競争力が鈍るとの懸念も然ることながら、やはり ②通貨の事実上の切り下げに踏み切らざるを得ないほど中国景気の現状が悪いとの見方が マーケットに暗雲を広げました。

また、その影響でやはり外為市場で円が急騰した事もアゲインスト。

 

日本時間14時半発表の7月の中国小売売上高は、市場予想並みの前年同月比△10.5%(前月比▼0.1%)。7月の鉱工業生産は前年同月比△6.0%(前月比▼0.8%)で市場予想の6.6%から低下。

また、中国・上海株式市場が▼1.6%だった事もマイナス要因。

 

株価指数オプション8月物SQ算出を14日に控えていますが、ここ数カ月はSQ前に相場が荒れる傾向があり、下値模索となるとの思惑から下げに拍車が掛かりやすい状況でした。

 

東証1部の売買代金は3兆373億円。売買高は25億3969万株でした。東証1部の値下がり銘柄数は1533と、全体の8割強を占めました。

 

◆東京外為市場で円は1㌦=124.48円~124.50円で、対前日NY比で△0.64円の急騰(円高)でした。

 

 

  • 昨夜のNYは大荒れだったものの、結局終値は、横ばいの状態でした。ダウ平均は、17,402.51㌦(▼0.33㌦、±0.0%)で終わりました。ナスダックは小幅に反発で、終値は5,044.387pt(△7.597pt、△0.15%)でした。

 

中国人民銀行の、連日での人民元相場の対㌦切り下げで、同国景気の先行きや世界市場への影響に対する懸念が深まり、前日と同様、世界主要株価が続落。欧州市場の下落も著しいものがありました。(英FT:▼1.40%、独DAX:▼3.27%、仏CAC:▼3.40%) 

 

NYも売りが先行し、ダウ平均の下げ幅が▼277㌦ドルに達して年初来安値(17,164ドル)を下回る場面があり、ナスダックも取引時間中には節目の5,000ptを割り込む場面がありました。

 

ただ、午前中の売りが一巡すると、アップルなどの最近まで下げが続いていた大型優良株に割安感が浮上、次第に投資家心理が改善、主要株価指数は上げに転じました。

前日に約5ヶ月ぶり安値まで下げた原油先物相場が落ち着いた事も、エネルギー株の買いにつながり、相場を支えました。

 

また、NY連銀のダドリー総裁が、今回の中国当局の動きについて、「中国経済が想定以上に軟調なら、通貨調整は不適切ではない。」と発言、一定の理解を示した事が、市場に安心感を与えた模様。

 

 

◆NY外為市場で円は1㌦=124.21円~121.24円で、対前日東京比で△0.26円の円高でした。

 

◆WTIは反発、1バレル=43.30㌦(△0.22㌦)、NY金先物は大幅に5日続伸、1オンス=1,123.6㌦(△15.9㌦、△1.44%)でした。

 

◆シカゴ日経平均先物は20,370円(▼250円)で、対大阪比で△30円でした。

 

 

 

  • 今日の東京は様子見・揉みあいの展開でしょう。NYが大幅安の後、戻ってきたのは安心感。しかし、外為市場で円高方向に振れている事が難。また、中国元相場が、戻したのは、中国当局が為替介入したと観られていて、やはり不自然な力技が不安視されます。

 

 

午前10時過ぎに人民元の基準値が公表されますが、もし、再々度の引き下げがあれば、市場はかなりネガティブに反応するでしょうが、もし、それが杞憂に終われば、東京市場も反転するでしょう。

 

 

今日のレンジは、20,200円-20,500円と広めに観ておきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)