おはようございます。
東京発の暴落が、NYにも波及。
と言っても、震源地はやはり中国でした。
今日は、マーケットコメントのみで失礼します。
・・・昨日朝のコメントで、 それ(ギリシャ問題)にも増して、中国のバブル崩壊の足音が聞こえてくるような感じもあり。 と書きましたが、いち早く、やってきました。
「30%の下落はバブル崩壊」 というのが、業界の常識ですから、上海株は、まさしくその状況。しかも、1ヶ月の間ですから。
それにしても、多くの銘柄を売買停止に。いかにも、マーケットを理解していない連中のやりそうな事です。
資本市場の根本を否定する致命的な‘事件’です。
共産党政府は、それがマーケットに対する犯罪に等しい事をわかっていない。
・・私、江戸時代、徳川幕府の命脈を縮めた「天保の改革」を想起しましたよ。(笑)
●昨日の東京、暴落です。日経平均終値は19,737.64円(▼638.95円、▼3.14%)。
終値ベースで6月18日(19,990.82円)以来、およそ3週間ぶりに節目の2万円を下回り、5月15日(19,732.92円)以来、ほぼ2ヶ月ぶりの安値でした。
下げ幅は2013年6月13日(843.94円)以来、2年1ヶ月ぶりの大きさ。
TOPIXも、1,582.48円(▼54.75円)で、5月7日(1574.64円)以来の安値。
東京は朝方から下落で、昨日朝予測下限の20,200円あたりで寄り付きました。この時は、中国株の影響というよりは、ギリシャの金融支援を巡る協議の先行き不透明感が要因。
日本時間8日未明に開かれた緊急のユーロ圏首脳会議はギリシャへの金融支援について12日までに最終合意する方針で一致したものの、各国首脳からはギリシャに対する厳しい見方が相次いだことが市場の警戒感に。
前場中頃には中国・上海株が急落して始まり、投資家心理が一段と悪化。コマツなどの中国関連株や、自動車やハイテク株といった輸出関連株の下げが目立ちました。
東証の昼休み中に大阪取引所で日経平均先物9月物が2万円を下回り、後場の寄り付きから裁定解消売りでて現物株の下げに繋がりました。
中国・上海株式相場が、急速な株安を受けて多くの銘柄が取引を停止した事が、ネガティブサプライズになりました。上海株は一時▼8%に。
株価指数先物が主導する形で一段安。運用リスクを回避する目的の売りに加えて損失覚悟の売りも広がり、日経平均を大幅に押し下げ。
また、2万円を割り込んだ事で、個人投資家に追い証(追加担保の差し入れ義務)が発生したようです。
高水準にある空売り の買い戻しが下値を支える場面もありましたが、大引け間際に上海株が再び下げ足を速めると、日経平均にも一段の下げ圧力となり、この日の安値で引けました。
東証1部の売買代金は3兆3,946億円と、株価指数先物・オプションの特別清算(SQ)日を除いて5月29日(3兆6,663億円)以来の多さ。
東証1部の売買高は31億9,557万株。東証1部の値下がり銘柄数は全体の97%にあたる1835銘柄、値上がり銘柄数は43銘柄、変わらずは10銘柄。
全33業種すべてが下げ、保険業や鉄鋼、銀行業などが特に下落幅が大。
◆東京外為市場で円は1㌦=121.66円~121.68円で、対前日NY比で△0.89▼の急騰(円高)でした。
●昨夜のNYは大幅反(急)落。ダウ平均は17,515.42㌦(▼261.49㌦、▼1.47%)で終え、2月2日(17361.04㌦)以来およそ5ヶ月ぶりの安値を付けました。ナスダック終値は4,909.761pt(▼87.698pt、▼1.75%)で、4月2日(4,886.937pt)以来およそ3ヶ月ぶりの安値でした。
S&P500は2,046.68pt(▼34.66pt、▼1.67%)で終え、3月11日(,2044.24pt)以来の安値で、昨年10月以降で初めて200日移動平均を下回り、年初以降でもマイナスに落ち込みました。
中国株式相場の急速な下げが続いている事で、日経平均株価などのアジア株が急落。世界景気のけん引役である中国経済への悪影響が懸念され、米市場でも投資家心理が悪化しました。
ギリシャの債務問題への不透明感も警戒されましたが、ギリシャ政府が欧州連合(EU)に対して新たな金融支援を求め、9日までに具体的な財政緊縮案を提出する予定で、EUは12日の首脳会議での最終合意を目指す方針。
ギリシャ財務相が変わった事も含め、進展を期待する流れで、欧州主要国株価は上昇(英FT:△0.91%、独DAX:△0.66%、仏CAC:△0.75%)、NYもある程度は評価しましたが、協議が難航する可能性も残るため、これもマイナス材料。
システムの不具合を理由に、ニューヨーク証券取引所(NYSE)では午前11時半ごろから午後3時10分まで3時間半を超えて上場する全株式の売買が停止。NYSEに上場する銘柄はナスダックなど他市場を通じて正常に取引されましたが、混乱を嫌気した売りが出て米株式相場の重荷となる場面もありました。一時、サイバーテロではないか、という噂も流れた事もネガティブ要因。
FRBは午後、6月16~17日開催分のFOMCの議事要旨を公表。FRBが年内の利上げ再開に向けた準備を進めている事が改めて意識された事も、地合いが悪い昨日には改めてマイナス材料に。
原油先物相場の下げが続き、石油などの資源関連株にも売りが目立ち、相場全体の下落を加速しました。
NYSEの売買高は約4億4000万株で、取引停止が響き、前日(約9億9000万株)の半分以下に落ち込みました。業種別S&P500種株価指数では「素材」や「電気通信サービス」などを始め、全10業種が下落。
いずれにせよ、中国株の急落が中国景気に深刻な悪影響を及ぼし、海外経済にも波及するとの懸念が一気にマーケットの雰囲気を真っ暗にしています。株価急落をきっかけにして、中国景気の減速懸念が強まりました。中国経済の影響を受けやすい建機のキャタピラーが売られたほか、中国の電子商取引(EC)最大手アリババ集団も▼2%超安い水準で推移。
一部の投資家からは中国の混乱が現在、ギリシャ危機以上のリスクだという声がでています。
◆NY外為市場で円は1㌦=120.71円~120.73円で、対前日東京比で△0.95円の暴騰(円高)でした。
◆WTIは大幅に5日続落、1バレル=51.65㌦(▼0.68㌦、▼1.30%)、NY金先物は反発、1オンス=1,163.5㌦(△10.9㌦、△0.95%)でした。
◆シカゴ日経平均先物は19,285円(▼1,155円)で、対大阪比で▼375円でした。
●今日の東京も、弱い展開でしょう。下げ止まらない中国株を見た前日のNYの大幅安。外為市場ではドルが120円台半ばまで一気に円高。
売り一巡後は押し目買いの動きも期待されているが、外部環境には不透明感が強く、戻りは限定的とみる向きが多いです。
今日のレンジは19,200円-19,600円と観ます。1万9200円─1万9700円。
※市場では、足元の下げは国内要因ではないため、外部環境が落ち着くのを待つしかない との声があります。しかし、国内の小売業界などは、訪日中国人の消費意欲の強さ(いわゆる爆買い)の恩恵を受けており、中国株安で「将来的にこうした流れが逆回転する」(同)との懸念もあります。
また、中国株の急落、資源価格の急落につながり、米景気への懸念も台頭との声も。
リスクオフの動きが円高に繋がり、肝心の国内景気をけん引している主力輸出企業の業績が将来的に足踏みする、という懸念もあります。
・・・潮の流れが変わったのではない事を祈ります。
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