6/5(金)癌になった友人の事

おはようございます。

 

昨日午前中、外資系証券時代に世話になった某金融機関の役員にお会いしました。

彼は、59歳で私と同じ年齢。

仕事がらみで、また仕事を離れて、飲みに行ったり、ゴルフに行ったりしました。

2週間に一度はなんやかんやで遊んでいたような気がします。

 

証券の仕事を離れてからも、時々、会っていました。

しかし、ここ2年ほどご無沙汰してました。

 

ちょっとした頼み事で久しぶりに電話したところ、声の調子がひどくおかしい。

 

(o) 「どしたの?」と聞いたら、

(・_・)「いや~、癌になっちゃてさ。」

(o) 「え-、癌?」

(・_・)「うん・・膵臓でさ、医者は余命に限りがあるっていうんだよね。」

(o) 「ちょっと待って、それ、シャレになんないじゃん!」

(・_・)「まあね・・。でもまあ、仕方ないよ。」

(o) 「来週行くからさ、会える?」

(・_・)「うん、いいよ。でも、会ってびっくりしないでね。」

 

そんなわけで、昨日、彼の勤め先で会いました。

・・・覚悟はしていたものの、さすがに会った瞬間は、ドキ!としました。

 

風貌が、やはり変わっていました。

膵臓という場所自体が難しく、手術はしていないものの、抗癌剤治療の影響で、髪が抜けおちている事と、

なにより痩せていました。90㎏近く有った体重が、56㎏にまで落ちていますから。

 

ただ、目の光は昔と同じで、肌も艶がある。

また、闊達なしゃべりも健在で、懐かしいとともに、ほっとしました。

 

主に、闘病の事が主でしたが、

相続の事に関しても話が出ました。

彼には子供がいなくて、奥さんが一人になってしまいます。

両親は既に無く、兄弟は一人だけですが、不仲。

彼は、自分が亡くなった場合、自動的に全額奥さんに行くものだと思っていたようです。

 

・・・一流金融機関の役員でも、意外と相続の事はわかっていないんです。

 

(o) 「あのさ、職業柄こんな事言うのも何なんだけど、遺言書作って、全財産を奥さんに行くように書いとかないと、1/4はお兄さんの所にいっちゃうよ。」

(・_・)「えっ、そうなの?」

 

(o) 「うん。遺言書を書いてさえいれば、この場合、兄さんには遺留分もないから、全額奥さんにいくからね。」

(・_・)「そうか・・。」

 

その他、今住んでいる家をどうするか、などと話していたら、あっという間に時間が経ってしまいました。

 

(・_・)「まあ、体調が絶不調の時はさすがにしんどいけど、生きているうちは前向きに、と思って生きてるのさ。」

(o) 「そうだよー!こうやって話してたってさ、こっちが先に逝くかもしんないんだから。」

そういうと、彼はニヤッと 少し淋しそうな笑顔を見せました。

 

彼に、6/13練馬の光が丘である佐藤康行先生の講演会のチラシを渡し、誘いました。

(・_・)「光が丘ねぇ・・。体力的にきついけど、考えとくわ。」

(o) 「場合によっちゃ、迎えに行くよ。」

 

そう言って、佐藤先生の著書「ダイヤモンドセルフ」をプレゼントしました。

彼は喜んでくれて、ビルの一階まで送ってくれました。

 

次のアポが埼玉県。

食事の時間があまりなく、彼の勤め先の近くの牛丼屋に立ち寄りました。

 

そこから、彼の勤め先を眺めていて、

20年前、まだ彼が課長代理だった頃にお客さんになってくれた事、

彼の出身大学が、私の大学とライバル関係だった事で、ワイワイ言い合った事、

一緒に泥酔するくらい飲み歩いた事、

その帰り、彼が財布も定期も全部なくした事、

…なんか、いろいろな事が思い出されて、気が付いたら、涙が流れていました。

 

運ばれた牛丼を前にして、涙している中高年のおっさんって、どうよ? (汗)

 

まだ早い時間で、人があまりいなくて幸いでした。

気が付いたら、地下鉄に乗らなければならない時間。

殆ど手を付けずに、飛び出しました。

 

埼玉までの電車が空いていて、また、乗っている時間が長くて助かりました。

 

「散る桜、残る桜も散る桜」

 

今日も、本気、正直、丁寧に!

 

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