今日は、広島に原爆が落ちた日ですね。
●昨日の東証・日経平均株価は暴落でした。終値は9,299.88円(▼359.30円、▼3.72%)と、東日本大震災の発生翌週にあたる3月18日(9,206.88円)以来、約4カ月半ぶりの安値水準を付けました。
日経平均の下げ幅は一時▼395円まで広がり、東証1部の94%の銘柄が下げるほぼ全面安となりました。東証1部で年初来安値を更新した銘柄は84銘柄で、4月以降では最多。
日経平均は値下がりの幅、率ともに震災直後の3月14日(▼633.94円、▼6.18%)、に次いで今年3番目の大きさでした。(1番は3月15日の▼1015.34円、▼10.55%)
欧米株式の暴落を受けた流れで、韓国や香港、台湾などアジアの主要株式相場も軒並み大幅下落。欧米を発端とした世界連鎖株安の様相が強まりました。
政府・日銀による円売り・ドル買い介入や追加金融緩和の決定から一夜明け、外国為替市場で円相場が再び1㌦=78円台に上げた事も重荷。夜に発表される7月の米雇用統計の内容を確認したいとのムードも。
ただ朝方の売り一巡後に下値を大きく模索する動きは限定的。短期的には売られ過ぎも意識され、来週に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見たいとの声もありました。
東証1部の売買代金は1兆6110億円。相場急落で下値での取引が活発となり、株価指数先物やオプションの特別清算指数(SQ)算出日を除けば4月1日(1兆6,491億円)以来の大商いでした。売買高は25億1458万株。
個別では、ソニー、野村、日立建機が年初来安値を更新し、それぞれ▼5%あまり下げて終えました。
◆東京外為市場で円の終値は1㌦=78.54円~78.56円で、対前日終値比で△1.35円と急騰しました。
●昨夜のNYは小幅にまちまちな動き。ダウ平均が反発し、11,444.61㌦(△60.93㌦、△0.5%)で終えました。一方、ナスダックは続落し、2,532.41(▼23.98pt、▼0.9%)と、2010年11月30日(2,498.23pt)以来、8カ月ぶりの安値で終えました。S&P500種も小幅続落。終値は1,199.38(▼0.69pt)と10年11月30日(1,180.55pt)以来の安値となりました。
注目されていた7月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比△11万7000人と市場予想(△7万5000人)以上に増え、失業率も9.1%(前月比▼0.1%)に低下。
雇用情勢が懸念していたほど悪くはないとの見方などから株式市場では買いが先行。ダウ平均は△170㌦あまり上げる場面がありました。
しかし、買い一巡後は損失限定目的の売りや持ち高を手じまうための売りが続き、ダウ平均は午前中に下げ幅を▼240㌦あまりに広げる局面もあり。この日のダウ平均の値幅は416ドルもありました。
前日の急落で市場心理が悪化しており、財政問題を抱えるイタリアやスペインを取り巻く不透明感を手掛かりに欧州株式市場が引き続き急落しており、NYに下げが波及した面もあったようです。
しかし、昼ごろになると再び買いが優勢になりました。イタリアが財政再建を加速するとの報道に加え、欧州中央銀行(ECB)がイタリア国債を購入する事を検討していると伝わった事で、ダウ平均は上げに転じました。
◆NY外為市場で円の終値は1㌦=78.35円~78.45円で、対東京終値比で△0.15円でした。
◆WTIは6日ぶりに小反発、1バレル=86.88㌦(△0.25㌦)でした。NY金先物は続落で1オンス=1,651.8㌦(▼7.2㌦)でした。
◆シカゴ日経平均先物は9,340円(△45円)で、対大阪終値比で、△60円でした。
●トレンドが大きくマイナス方向に転じましたが、意外にも日本株に関しては、このまま下落を続けるという見方は少ないです。他市場に比べた日本株の割安感や、震災復興需要期待による景気回復を言うアナリストもいます。
どうも、私には都合の良い言い方に聞こえます。リスクマネーは確かに、相対比較では日本株に来やすいでしょうが、という事は円買いにつながる。結局、為替介入も大きく空振りに終わりましたし、復興需要といっても、原発・放射能汚染の問題も放置されたまま。
新興国のインフレ懸念からくる金利上昇と、それによる世界の最終需要の停滞も懸念されます。
取りあえず、そこそこ過ごしやすい週末、おいしくビールを飲みましょう!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Blog :
http://ameblo.jp/aslanw8/twitter : http://twitter.com/aslanw8
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメントを残す