おはようございます。
今朝は、ちょっといろいろあっておそくなりました。(^^;
マーケットコメントのみで失礼します。
●昨日の東証・日経平均株価は反落、終値は9,844.59円(▼120.42円、▼1.21%)でした。取引時間中には一時9,822円と、6月30日以来となる安値水準まで下げ、ほぼ昨日朝の予想通りの展開でした、
寄り付き前に米下院が債務上限引き上げ法案を可決した事で、米国債のデフォルト(債務不履行)懸念はひとまず後退しました。
しかし、可決後に過度な円高の修正がなかった事で、円高・ドル安が長期化するとの見方につながり、1㌦=77円台で高止まりした事が輸出関連株の重荷となりました。日銀の介入は見られなかったようです。
前日の欧米株安(ドイツDAXが▼2.86%の暴落)、アジア株安が投資家心理を冷やし、買い手控えるムードの中で一日が終わりました。
トピックスとして、午前にキリンHDがブラジルのビール・飲料大手を約2000億円で買収する発表しました。久しぶりに大型のM&A案件でしたが、キリンは財務悪化懸念から売られました。
新興国需要の取り込みというプラス材料で評価されなかった点が、相場の地合いの悪さを象徴しているとの声が上がっています。
◆東京外為市場で円の終値は1㌦=77.21円~77.24円で、対前日終値比で△0.37円でした。
●昨夜のNYは暴落に近い下げ。ダウ種平均は8日続落し、11,866.62㌦(▼265.87㌦、▼2.2%)でした。節目の12,000㌦を割り込み、3月18日(11,858.52㌦)以来約4カ月半ぶりの安値で終えました。8日続落するのは金融危機直後の2008年10月以来。
ナスダックは3日続落し、2,669.24pt(▼75.37pt、▼2.7%)と6月24日(2,652.89pt)以来の安値でした。ちなみに、機関投資家が指標とする。S&P500種は7日続落し、1254.05(32.89pt、▼2.56%)と昨年12月20日(1,247.08pt)以来、約7カ月半ぶりの安値で終ました。
債務上限問題が上院で可決。統領が署名し同法が成立しましたが、法案に盛り込まれた財政赤字の削減が先行きの景気の重荷となるとの見方もあり、マーケットにはニュートラル。
法案可決でほっとしたのもつかの間、米商務省が朝方発表した6月の米個人消費支出(PCE)が10兆6436億㌦で、横ばいの市場予想に反し、前月比▼0.2%と1年9カ月ぶりに減少。前月比マイナスは2009年9月以降1年9か月ぶり。
また、FRBが発表した6月のコア物価指数(食品・エネルギーを除く)△0.1%でした。
昨日のISM製造業指数が市場予想以下だった事もあり、消費や企業活動が予想以上に弱いとの認識が広がりました。
スペインやイタリア、ポルトガルで財政問題への懸念から国債利回りが急上昇したことも嫌気され、相場は午後になって下げ幅を広げました。ダウ平均、ナスダック、SP500の3指標とも、この日の安値で終わりました。
◆NY外為市場で円の終値は1㌦=77.10円~77.20円で、昨日と変わらず、対東京終値比で△0.07円程の円高でした。
◆WTIは3日続落、1バレル=93.79㌦(▼1.10㌦)でした。NY金先物は急反発で新高値更新、1オンス=1644.5㌦(△22.8㌦)でした。
◆シカゴ日経平均先物は9,670円(▼155円)で、対大阪終値比で、▼160円でした。
◆今朝の外資系10社動向は、(売)2,330万株、(買)990万株 (差引)▼1,340万株の売越です。
●急速に投資マインドが冷え込んできました。欧州債務問題、米国債務問題に目が行っていたのですが、
気が付いたら景気指標が悪化していたという、笑えない話です。
回復していた企業業績も、内容を見たら、人件費削減で利益が出ていたという事が見えてきました。
米国7月の時間当たり賃金は前月比▼0.1%ですが、前年比では△1.9%です。
しかし、この一年間で消費者物価指数は△3.6%。
という事は、実質賃金は前年比▼1.9%となります。
経験則上、前年比▼2%で景気後退です。すなわち、現在、リセッションの入り口に来ている状態という事です。
●今日の東京のレンジは、9,700円-9,850円と観ます。
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